はりきゅう はまだ三禄堂の治療方針
毎日、朝一番をスッキリとした”からだ”と”気持ち”で迎えられていますか?
芦屋 鍼灸・はりきゅう はまだ三禄堂(みろくどう)は、
優しい【和の鍼灸術】で体内の毒素を排出して、本当のからだのデトックスを行い、「からだ」と「こころ」両方のツライ症状から卒業を目指す治療院です。
東洋医学の言葉に【心身一如】という言葉があります。
訳すると、「心と身体はひとつのごとし」となります。
この言葉が示す通り、心と身体の状態は、とても深く影響し合っています。
ですので、
ストレスなどで心のお疲れが溜まってしまうと、身体にまで影響を及ぼします。
また、
身体が、しんどい…スッキリしない…などのお疲れや、さまざまな身体の不調があると、ため息をついてしまったりと、心にまで影響を及ぼしてきます。
そして、
「心のお疲れ」から起こる「からだの不調」、「からだの不調」から起こる「こころのお疲れ」の中には、検査などではわからないものがとても多くあります。
そういった検査などではわからない「からだ」と「こころ」両方のツライ症状を改善するためには、
からだの中の毒素を排出(デトックス)することが、とても重要になります。
古典鍼灸・東洋医学では特に、以下のことが重視されています。
「食べたもので身体は作られる」という医食同源という考え方
ヒトが「からだの毒素をだす」ための方法である【汗・吐・下】
・汗法(汗をかくことで、からだの毒素を外に出す方法)
・吐法(愚痴をこぼす、ため息をつくことで、こころの毒素を発散する方法)
・下法(下から出す小便・大便として、からだの毒素を排出する方法)
古典鍼灸・東洋医学では、体内の毒素として、
【からだの毒素】と【心の毒素】の両方を大切に考えます。
【からだの毒素】は、汗法や下法と呼ばれる、汗や小便、大便として、排出します。
【心の毒素】は、吐法と呼ばれる、喋ったりしてスッキリしたり、ため息をつくことで発散します。
これらの【汗・吐・下】の三つの毒を出す方法(デトックス)のうち、一つでも上手くいっていないと、体内に毒素が溜まってしまい、「からだ」と「こころ」のツライ症状が起こってきます。
以上のことから、
ものがあふれていて、ストレス社会である現代の世の中では、「からだ」と「こころ」の両方の毒素をしっかり排出できる身体作りをすることが、本物の健康につながります。
そのため、
当院ではお身体の中でも五臓六腑(内臓)に着目して治療を進めていきます。
五臓六腑(内臓)は、車で例えると、”エンジン部分”になります。
車は、エンジンが快調でないと、しっかりと走らないですし、マフラ―部分から排気ガスとして不要なものを放出することが出来ません。
ヒトのからだも同様で、
エンジンである五臓六腑(内臓)が元気にならないと、からだから上手く毒素を排出(デトックス)することができなくなってしまいます。
当院では、
日本古来の【和の鍼灸術】で、からだに優しい刺激を加えて、内臓の働きを高め、本当のデトックスを行い、からだを内側から元気にしていきます。
そして、
落ち着いた「和」の雰囲気で統一された院内で、ゆったりと「こころ」も「からだ」も、深くリラックスしていただきます。
それによって「からだ」と「こころ」のつらい症状からの卒業をめざします。
- 頭痛・頑固な肩こりや腰痛
- 不眠症・めまい・耳鳴り
- 手足の冷え・のぼせ・顔からばかり汗をかく
- 女性ホルモンに関わる更年期障害・プレ更年期障害・PMS
もっとひどい状態になると…
- 自律神経失調症、鬱症状や躁鬱、パニック障害
などのツラい症状をを改善したい方は、一度、当院の【和の鍼灸術】をお試しください。
毎日、朝一番をスッキリとした”からだ”と”気持ち”で迎えられるようになりましょう!
治療時間
初診時は問診~施術完了まで、おおよそ90分程のお時間をいただいております。
ヒトのからだは【十人十色】です!
一見、同じようなお身体の状態や、同じような”ツライ症状”であっても、その原因は、十人いれば十人とも違ってきます。
お一人お一人、からだの状態をしっかりとした確認した上で、治療を行う必要があるため、ご理解ください。
そのため、初診時はお時間にゆとりをもってお越しください。
2回目以降は40〜60分ほどとなります。
当日、来られるときは、御予約の5分前位にはお越しください。
服装
出来るだけ、服装は膝下、肘先とお腹や背中が出せる、ゆったりとした服装でお越しください。
施術着もご準備していますので、気軽にご相談ください。
お支払い
当院はクレジットカードは使えません。
また如何なる理由であろうと、当日の無断キャンセルは正式な診療費を頂戴いたしますので、ご了承ください。
治療後の諸注意
鍼は薬のような副作用はありませんが、東洋医学特有の好転反応とされている瞑眩(めんげん)反応が起こることがあります。
瞑眩反応には次のようなものがあります。
①鍼灸治療後、ダルくなったり、微熱が出た。
1日~数日で治まります。
免疫力が上昇したり、血流が良くなったり、悪かった箇所を治すために、からだが普段より頑張って働いている反応です。
②鍼治療をしたらもっと痛くなった。
慢性腰痛や慢性肩こりなどで、何年も持病となっている人に起こります。
長年、腰痛や肩こりが続くと、そこの筋肉がしこりのように堅くなって血行が悪くなり、退行性変化を起こしてきます。(部分的な老化とも言えます)
その結果、あまり凝りや痛みを自覚しなくなります。
その組織に鍼をして血行改善することにより、正常になる過程として痛みや凝りを感じるようになります。
③鍼治療をしたら、他のところが痛くなった。
これは確実に良くなっている反応です。
ヒトは、一番痛みが強い部分を特に「痛い」と感じます。
その他の部分の痛みを感じていない、感じる余裕がない状態の時に起きます。
最も悪い部分の痛みが軽くなると、次に痛かった場所が感じれるようになります。
④鍼をしたあと内出血の痕がでた。
普段から血の巡りが悪い方に起きることがあります。
1~2週間ほどできれいに消えますが、出来る限り起こさないよう血管を避けて治療させていただきます。
⑤治療後の過ごしかた
治療後は体がリラックスして、血流が良くなり、悪くなっていた組織が治りやすくなっています。
出来るだけ、激しい運動は避けて、水分を良く摂り、早めに寝るように心がけてください。
ご連絡・ご予約
メールやお電話でのご予約を承っております。
メールでのご予約はご返信までお時間がかかる場合もございます。
お急ぎの方はお電話にて、直接お問い合わせください。
※誠に恐れ入りますが、施術中は電話に出れない場合がございます。
メッセージをいれていただくと、当日中には必ず折り返し、お電話させていただきます。
あらかじめご了承下さい。
治療の流れ
① 問診
当院では、
お一人お一人の状態をしっかり把握して、最適な治療法を提供するために問診の時間をとても大切に考えております。
そのため、問診表にしっかりとご記入いただきます。
問診で、一番大切にしているのが、患者さん一人一人が【元々持っている体質】です。
内臓の働きがわるくなってしまう要因として、普段の食生活はもちろんの事、患者さんの体質も大きく影響します。
体質的に「お酒が飲めない方」もいるように、「胃の働きが弱くなりやすい方」もいらっしゃいます。
その体質をしっかり把握してから、その方に最適な治療方針をオーダーメイドして治療を進めていきます。
そして、
当院では、治療の前にじっくりとお話を聞くお時間を設けております。
そこから、
- お話を聞かせていただく問診
- 血の巡りのバランスをみる脈診
- 内臓のコンディションをみる腹診
を行って、からだ全体の状態を診させていただき、症状および症状の原因を特定いたします。
そのうえで、治療方針についてご説明し、ご納得いただけましたら治療に入らせていただきます。
また、
その日の体調や肩こりや腰痛といった、その他の気になる症状というのも内臓の働きとは関係しているので、気になっていることなどあれば、何でもおっしゃっていただけます。
② 東洋医学的な診察
まずは、その日の顔色を診させていただきます。
これを漢方では、望診(ぼうしん)といい、顔色を見るだけでも「内臓の働き」のバランスが崩れている部分がある程度、分かります。
脈診
次は、脈診を行います。
脈を診ることで、からだの血の巡りのバランスや、身体の中の状態を知ることができます。
この脈診で、
「血流が悪くなっている箇所」を特定したり、「身体の元気度」を診ていきます。
さらには、
自覚症状として表れていない身体の状態や体質も知ることができます。
手首の動脈が拍動している部分に手を当てて、その拍動の強さや早さ、手に触れる感触など注意深く慎重に診ていきます。
腹診
続いて、ベッドに仰向けに寝ていただいて腹診(ふくしん)を行います。
これは、内臓の元気度を診察していきます。
消化不良や便秘などの『内臓の詰り』があるとお腹の筋肉が緊張して、お腹が張ってきます。
また、
内臓が弱っていると、下腹部が冷えていたり、押さえると痛みがあることが多いです。
治療の前後で、お腹の張りや下腹部の冷えが緩和していれば、治療が効いている確認にもなります。
背候診(はいこうしん)
最後に、背中のツボをチェックする背候診を行います。
腰から背中にかけて、内臓のコンディションを表すツボが並んでいます。
そのツボの堅さ、冷えていないか?といった反応や、押さえたときに痛みがあるか?、それとも気持ちがいいのか?といった反応から身体の状態をチェックしていきます。
それによって、どの内臓が弱っているのか?を判別します。
また、ストレスで身体が緊張していると、背骨の際の筋肉がガチガチになるので「こころ」の状態も診察出来ます。
③ 治療前の説明
以上の診察情報を、
【四診合算(四つの診察を合わせる)】
して症状を把握したうえで、鍼灸治療の方針を決めていきます。
(治療前に疑問に感じることや不安なことなどは、どんなことでも気軽にご質問いただけます。)
もしご不明な点、ご不安なで点がありましたら、なんでも気軽にご相談ください。
そのうえで、治療方針についてご説明し、ご納得いただけましたら治療に入らせていただきます。
※その時の状態に合わせた最適なオーダーメイドの治療を行うため、施術内容が前回と変わるということは良くあります。
決して流れ作業のように治療を進めるということはありませんので、ご理解ください。
④ 実際の治療
【和の鍼灸術】で治療を進めていきます。
そして、治療の際は一番適したツボに対して治療を行っていきます。
この症状だから「○○」というツボ!
というものはありません。
また、
ツボの位置や大きさというのは、その方によって違いますし、同じ人でも、その日の体調などでツボが変化することもよくあります。
そのため、直接ツボに触れて、慎重にツボの状態を確認して、治療に使うツボを決定します。
このツボの確認は、治療効果をより高めるためにとても大切です。
そうして治療に使うツボを決定して、いよいよ『はりきゅう』治療を行っていきます。
※当院で使う鍼は、全てディスポーザブル(使い捨て)の鍼ですので、毎回滅菌済みの新品を使用します。
感染などの心配はありませんので。ご安心ください。
そして、
鍼をしっかりと効かせるために7分~10分程、刺した鍼を置いたままにします。
これは置鍼といって、一つのツボに対して鍼の効果を飛躍的に高めるために行います。
また、置鍼中に【温石】で下半身の血流が良くなるツボを温めていきます。
そうすることによって、骨盤の中の循環が改善されて治療効果がさらに高まります。
続いて、背中のツボの調整を行います。
治療後に、治療効果を確認するために、もう一度【脈診】【腹診】を行います。
もしツボの反応が残っていれば、最後の仕上げの治療を行って、施術が完了となります。
施術完了後は、
ホッと一息ついていただくため、お香を焚きながら、お茶を召し上がっていただきます。
院内の様子
はじめてお越しいただく場合「鍼灸院ってどんなところなのか?」不安に思われるかたも多いと思いますので、まずはコチラから院内の様子をのぞいてみて下さい。
当院紹介動画
当院の治療方針や院内を様子をまとめた動画になります。
ぜひ参考にしてみてください。