目のお疲れを解消して健やかな睡眠を!

芦屋 鍼灸・はりきゅう はまだ三禄堂の濵田です。

 

最近、お悩みとして、とても増えているものに自律神経のトラブルがあります。

 

頭痛・肩凝り・不眠症

めまい・耳鳴り

手足の冷え・のぼせ・顔汗

女性ホルモンに関わる更年期障害・プレ更年期障害・PMS

もっとひどい状態になると…

自律神経失調症、鬱症状や躁鬱、パニック障害

 

これらは【自律神経のバランス】が乱れることによって起こってしまいます。

 

前回の記事でも述べたように、これらのトラブルの要因として

 

「目の使い過ぎ・眼精疲労」

 

があります。

 

自律神経のトラブルについては詳しく知りたい方はコチラをクリック

前回の記事はこちら↓

自律神経のトラブル改善方法①睡眠の質を高めて内臓を元気に!

自律神経のトラブル改善方法②正しいストレス解消方法

 

 

目を使うと脳をフル回転させる!

視覚は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中でも、もっとも発達していて、ヒトが五感の中から得る情報の7割以上が視覚からとも考えられています。

 

そのため、

「目を使う」ということは、“からだの感覚”を研ぎ澄ませて、神経を集中している状態になるので、脳をフル回転させていることになります。

 

脳をフル回転させると、自律神経の中でも特に“交感神経”を高ぶらせることになります。

 

この交感神経は、

からだを活性化して元気にしてくれる神経なので、とても大切な役割があるのですが、高ぶらせすぎてしまうと、からだの様々な不調につながるので注意が必要です。

 

 

どうしても目を使いすぎる現代人

最近は、

 

  • パソコン作業の増加
  • スマートフォンの普及

 

などで目を使いすぎずに生活することが難しくなっていますね。

 

そのため、

どうしても目の使いすぎから自律神経のバランスが乱れてしまいます。

 

特に、

パソコンやスマートフォンから発するブルーライトは、太陽の光と良く似た波長と言われています。

 

ヒトは太陽の光を目に入れることで、脳が活性して、交感神経が働き、元気に動くことができます。

 

そのため、夜遅くにパソコンやスマートフォンを見過ぎてしまうと、ブルーライトの影響で交感神経を高ぶり、脳が活性してしまいます。

そうすると、休息するために働く“副交感神経”働きにくくなり

  • 寝つきが悪くなる…
  • 途中で何度も目が覚めてしまう…
  • 寝ても寝ても、疲れがとれない…

などの【睡眠の質の低下】が起こってきてしまいます。

 

睡眠の質が低下すると、

仕事や家事などで疲れた体を回復する力が低下するため、さらに自律神経の働きが乱れてしまい、上記であげたような様々なツライ症状が起こってきてしまいます。

 

 

少しでも目の疲れが溜まりにくい生活を!!

先程も述べたように、

目を使い過ぎずに生きることが難しい現代で、睡眠に質の低下を引き起こす【目の疲れ・眼精疲労】を改善するためには、目の使い方を工夫したり、できるだけ目の疲れを取るような動作をすることが大切になります。

【目の疲れが溜まりにくい方法】

寝る前30分は、できるだけ目を使わないようにする!

夜、遅くのパソコン作業、布団に入ってからのスマートフォンの利用など、眠るギリギリまで目を使うかたが増えています。

そうすると、先程述べたように、脳が活性してしまい睡眠の質の低下に繋がります。

 

目標として、せめて、寝る前30分は目を使わないようにしましょう!

 

どうしてもパソコン作業をする必要がある場合は、頭を切り替えて、早く寝て、朝早くに起きて作業をする方が目の疲れを軽減できます。

 

たまに遠くをぼーっと眺めましょう

目は、毛様体筋という筋肉が働くことでピント(焦点)を合わせることができます。

毛様体筋が、目の水晶体(レンズ部分)をひっぱたり、縮めたりすることで、近くのものや遠くのものに、しっかりとピント(焦点)を合わせて視ることができます。

 

遠くを見るときは、毛様体筋が緩まり、水晶体を薄くしてピントを合わせます。

近くを見るときは、毛様体筋が緊張(収縮)して水晶体を膨らませてピントを合わせます。

 

パソコン作業やスマートフォンのように、近くをじっと長時間見るような場合は、毛様体筋はずっと緊張していることになり、筋肉の疲労を起こします。

 

たまに遠くを見ることは、緊張している毛様体筋の緩めることになります。

 

言わば、毛様体筋のストレッチをしていることになります。

 

「たまに遠くを見る」という毛様体筋のストレッチをすることで、目のピントを合わせる毛様体筋の疲労回復に繋がります。

 

寝る前に、温めかいタオルを目の上に乗せて血流改善

 

目の疲れを改善するためには、目を温めて、目の周りの血流の改善することが大切になります。

温かいタオルや市販で売っているアイマスクなどで、目の周りを温めて、血流を改善することで、目の疲れをとることができます。

 

 

鍼灸治療ではこうやる!

黄帝内経という数千年前に書かれたと言われる中国の書籍には、目はこのように紹介されています。

 

五臓六腑の精気(せいき)、皆上りて目に注ぎ(そそぎ)、これが精となる。(霊枢大惑論篇)

 

精とは…東洋医学の考え方で、現代風に言うと「ヒトが生きてゆく上で必要な根本的なエネルギー」とも言えます。

 

東洋医学における目の疲れ改善方法

目の疲れを改善するためには、東洋医学でいう五臓六腑の精(現代風に言うと「ヒトが生きてゆく上で必要な根本的なエネルギー」を充実させることがとても重要になってきます。

 

当院の日本古来の優しい【和の鍼灸術】は、お腹に優しい刺激で治療をおこない、五臓六腑(内臓)の働きを高めていきます。

 

五臓六腑(内臓)は、車で例えると、“エンジン部分”になりますね。

 

車が走らなくなってしまう…

などのトラブルの多くの原因が、エンジン部分にあるのと同じように、ヒトのからだのトラブルも、大本でありエンジン部分である五臓六腑(内臓)にあることがとても多いです。

 

そのエンジン部分である五臓六腑(内臓)をしっかりと治療することで、

東洋医学でいう五臓六腑の精気(ヒトが生きてゆく上で必要な根本的なエネルギー)の働きを高めて、目のお疲れを改善して、質の良い睡眠がとれるように、日本古来の優しい【和の鍼灸術】で治療を進めていきます!

 

まとめ

からだのエンジン部分である五臓六腑(内臓)をしっかりと働かせてあげて、目の疲れをとることが、睡眠の質の向上に繋がります。

そして、よりよい睡眠をとれるようになって、自律神経のバランスを調うことが、

 

頭痛・肩凝り・不眠症

めまい・耳鳴り

手足の冷え・のぼせ・顔汗

女性ホルモンに関わる更年期障害・プレ更年期障害・PMS

自律神経失調症、鬱症状や躁鬱、パニック障害

などの、原因が特定しづらい不定愁訴(症状が定まらないツライ症状)の改善に繋がります。

 

当院の日本古来の優しい【和の鍼灸術】で、内臓の働きを高めて、よりよい睡眠をとれるよう身体作りをおこない、自律神経のバランスを調えて、さまざまなツライ症状を解決してみませんか?

 

一度、気軽にご相談ください(^^)/

 

多くのかたが、原因が特定しづらい不定愁訴を改善し、精神的なストレスを和らげ、快適な生活を送れるように、今後とも正しい知識と治療技術を提供していきます。

 

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芦屋市のはりきゅう院 はまだ三禄堂でした(^^)/

 

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