ほぐしても治らない肩こりを改善する3つの方法

ご覧いただきありがとうございます。
はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。
前回は、ほぐしても治らない肩こりの本当の原因についてお伝えしました。
※詳しい内容は下記の記事をご覧ください📖
肩周りの血流をよくしても治らないのは
根本的な原因が血流だけではない
からです。
そこで
今回はそんな「ほぐしても治らない肩こりを改善する方法」を3つご紹介していきたいと思います!
ほぐしても治らない肩こりを改善する3つの方法

前回、お伝えしたようにほぐしても治らない肩こりは
内臓の疲れ
が原因になることがほとんどなんです!
例えば
- 生理になると腰が重たくなる
- 食生活が乱れると肌荒れする
- 冷えると足腰がだるくなる
など筋肉や皮膚に内臓の状態が現れるのと同じように、内臓が疲れが肩こりにつながることがあります。
胃腸は内臓の「土台」

古典医学でほぐしても治らない肩こりは内臓でも特に
胃腸疲れ
によるものが多いです。
江戸時代の書籍である「医方大成論和語鈔」には
医方大成論和語鈔:十六 脾胃
脾胃は一身を養ふ根本なり。
脾胃が損ずれば諸病をこる。
さるによつて脾胃を養ふことを論ず。
人身の脾胃は専ら之に藉りて以て五穀を容納して之を尅化す。
人間の身はもつぱら胃の腑の五穀をうけこみ、脾の藏の食物をめぐらすによつて、人は無病なり
尅化は食物をけすこと。
(現代語訳)
脾と胃は、体全体を養うための根本である。
脾や胃が弱ると、さまざまな病気が起こる。
だからこそ、脾胃を養うことについて論じるのである。
人の体における脾と胃は、もっぱらこれによって穀物(食べ物)を受け入れ、それを消化・吸収する働きをしている。
人の体は、主に胃が食べ物を受け入れ、脾がそれを全身に巡らせることによって保たれており、この働きが正常であれば人は病気にならない。
ここでいう「尅化」とは、食べ物を消化することである。
との記述があります。
つまり
内臓(五臓六腑)の土台となる胃腸に負担をかけすぎない
ことが内臓の詰まり(痞)を取り除き、肩こりを根本的に改善することにつながるんです!
1.よく噛むことが、胃腸を守る簡単な習慣

本来、食べ物が噛み砕かれた状態で運ばれてくるはずなのに、早食いだと「塊」の状態で胃腸が食べ物を受けます。
すると塊で運ばれてきた食べ物を「なんとかして消化しよう!」と胃腸は頑張るため、負担がかかりやすく、胃腸が疲れやすくなってしまいます。
また、早食いは「食べ過ぎ」にもつながります。
例えば
「家族や友人と話をしながら、ゆっくり食事をしていると普段より食べる量が減る」
などの経験はありませんか?
早食い(食べ過ぎ)が続き、食べ物の消化が間に合わなくなると内臓に詰まり(痞)が生じる
ため、これがほぐしても治らない肩こりの原因になります。
「ながら食い」には気をつけよう!

仕事の休憩時間が限られていたり、家事や育児で時間に追われたりして早食いになってしまう方も多いかと思いますが、現代で早食いの原因の一つとして増えているのは
ながら食い
です。
例えば
- スマホやテレビを見ながら
- 仕事をしながら
- 移動しながら
など、食べることが「作業のひとつ」になっていませんか?
ながら食いは消化するために副交感神経が働くだけでなく、「交感神経」も働くため、より胃腸が動きにくくなります。
時間に追われ、ゆっくり食事をすることが出来ない方も多いと思いますがまずは「ながら食い」を減らすようにしましょう!
2.食事の時間が日内リズムをつくる

内臓の詰まり(痞)を取り除き、肩こりを改善するには
食事の時間を一定にする
ことも大切です!
内臓は自律神経によって調整されているため、食事の時間がバラバラだと自律神経が乱れる原因にもなります。
一般的に食べ物が完全に消化するまで「4.5時間かかる」といわれています。
特に
- 夜遅い時間の食事
- 寝る直前に食べる
- 夜、満腹になるまで食べる
などは「睡眠の質」にも影響を及ぼす恐れがあります。

本来、リラックスする時間のはずが消化にエネルギーを使うと身体はうまくリラックスできません。
寝ている間は日中に比べると内臓も活動的にはならないため、内臓の詰まり(痞)が生じやすくなります。
この状態が続くとほぐしても治らない肩こりの原因になります!
食事の時間が夜遅くなりそうなときは
- 腹八分目(まだ食べれそうで止める)
- 消化しにくいもの(脂っこいものや小麦など)は控える
- 無理に食べない
などできることから意識してみましょう!
3.「食べ過ぎ」を少し見直してみよう

ほぐしても治らない肩こりを改善するには
消化しにくいものの食べ過ぎを見直す
ことも大切です!
なかでも
- 脂っこいもの(バター含む)
- 甘いもの
- 小麦
- 乳製品
- 冷たいもの
などは消化に時間がかかるため、食べ過ぎると消化が追いつかなくなります。
これにより、消化不良が起こると内臓の詰まり(痞)が生じ、肩こりの原因になります。
完全に断つ必要はありませんが、消化しにくいものを食べる際はより「よく噛んで」食べるように心がけましょう。

また、消化しにくいものを食べすぎると
胃酸過多
のような状態になります。
つまり、胃腸が「活動的になりすぎてしまう」ということです。
活動的になりすぎるということは「交感神経が昂りやすくなる」ため、自律神経が乱れる原因にもなります。

と悪循環になってしまうため、食べ過ぎないようにしましょう!
内臓を元気にすることが改善の近道

私たちの身体(五臓六腑)は車で例えると「エンジン」の部分になります🚙
肩こりなどの不調はいわゆる「警告ランプ」です。
タイヤの不具合だけであれば、取り換えるだけですが、車の不具合の多くは
エンジントラブル
によるものです。
エンジンの調子が悪いままでは車は本来の力を発揮できません!
私たちの身体も同じです。
エンジンである五臓六腑(内臓)が元気になることが不調のない快適な毎日を取り戻す第一歩になります。
内臓を元気にして、摂ったものを出せる身体をつくる
これがほぐしても治らない肩こりを根本から改善する近道になります🕊


