その便秘、解消するには「足す」のではなく「引き算」が大切

ご覧いただき、ありがとうございます!
はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。
突然ですが、こんな「便秘」のお悩みありませんか?

こういった便秘を解消するためには
内臓を元気にし、摂ったものを出せる身体をつくる
ことが大切なんです!
そこで今回は内臓を元気にし、便秘を解消する方法をご紹介していきたいと思います🌟
内臓の詰まり(痞)が便秘につながる

古典医学では
内臓の詰まり(痞)
が便秘の原因になります。
私たちの身体は「一本の管(消化管)」になっています。

例えば、食べすぎにより消化が追い付かなくなると胃腸に詰まりが生じます。
この状態が続き、胃腸の動きが悪くなってしまうのがいわゆる「便秘」です。
古典医学では便秘を「秘結(ひけつ)」をいい、江戸時代の書籍である「医方大成論和語鈔」には
医方大成論和語鈔:十一 秘結
大便のつまる證なり。
分て云へば七八日通ぜぬを「秘」と云ふ。
「結」とは少しは通ずれどもかわきしぶつて通じかぬるなり。
秘結の證、氣虚體実の人を問ず、摂養理に乖(そむ)けば、三焦気渋り、運掉して行ず。
腸胃の間に壅結して、皆秘結の患へ有り。
との記述があります。
つまり
生活習慣の乱れなどあにより、胃腸で消化された食べ物を体の外へ出す通り道(消化管)が塞がり、詰まった状態
が便秘だということです!
そのため、内臓の詰まり(痞)を取り除くことが重要になります💡
詰まり(痞)を取り除くには「引き算」が大切

よく患者さんからは
「便秘なんですが、何を食べるといいですか?」
という質問をよく受けます。
実は便秘を解消するには「何を食べるか」ではなく
何を控え、胃腸への負担を減らせるか
がカギとなります🗝

1.よく噛むことが胃腸を守る「第一歩」

本来、食べ物が噛み砕かれた状態で運ばれますが、早食いだと「塊」の状態で胃腸が食べ物を受けます。
胃腸は頑張り屋さんのため
「なんとかして消化しよう!」
とたくさん胃腸に血液を集めてその塊を消化します。
この状態が続くと胃腸が疲れ、消化が追いつかなくなるため
消化不良を起こし、胃腸詰まり
が生じる原因になります。
「ながら食い」も早食いの原因に

現代で早食いの原因の一つとして増えているのが
ながら食い
です。
例えば
- スマホやテレビを見ながら
- 仕事をしながら
- 移動しながら
- 家事や育児をしながら
食べることが「作業のひとつ」になっていませんか?
ながら食いをしていると食べた満足感も薄くなり、無意識に「食べすぎ」の原因になります。
「家で映画を見ながら食べるお菓子は手が止まらない」
などの経験はありませんか?
まさしく、早食いになって食べ過ぎている証拠です!
仕事や家事、育児に追われ、ゆっくり食事をすることが出来ない方も多いと思いますので、
まずは
よく噛んでゆっくり食べる
ことから意識しましょう!
2.食事の時間が「日内リズム」をつくる

内臓は「自律神経」によって調整されています。
もちろん胃腸も自律神経によって働くため、食事の時間が不規則だと胃腸詰まりの原因になります。
特に
は「睡眠の質」にも影響を及ぼします。
本来、身体は休息をとるために「オフモード」になるはずが
消化をするために胃腸が活動
してしまいます。
食べたものを消化するだけでなく、お通じを促すのも自律神経の働きは欠かせません。
睡眠の質が下がると日内リズムも乱れるため、胃腸に詰まりが生じやすくなる原因につながります。
仕事柄、毎日一定の時間は難しい方もいらっしゃると思いますができるだけ
食事の時間は一定
にするように心がけましょう。
特に食事の時間が夜遅くなりやすい場合は
- よく噛んでゆっくり食べる
- 腹八分目
- 消化しにくいものは控える
ことをしっかり意識しましょう🍚
3.消化しにくいものは控えめに

詰まりを取り除き、便秘を解消するためには消化しにくいものの摂りすぎには注意が必要です。
例えば
- 脂っこいもの(バター含む)
- 甘いもの
- 小麦・乳製品
- 冷たいもの
- アルコール
などは胃腸に負担がかかりやすくなっています。
消化にも時間がかかるため、摂りすぎると
消化不良
を起こし、胃腸詰まりにつながります。
内臓が疲れているときに上から消化しにくいものを摂りすぎると「逆効果」になるため
何を控えるか
引き算をすることがポイントになります🌟

ときどき
「牛乳やヨーグルトを食べるとお通じがある」
という方もいらっしゃいます。
ヨーグルトなどの乳製品は
腸内を冷やして、便を促す
ため食べすぎなどで詰まってしまっている場合は「下剤」としては効果があります。
ですが身体が弱っていたり「胃腸が冷えている」場合の便秘には逆効果になることがあります。
「応急処置」として取り入れることは間違いではありませんが
お通じを整えるための習慣
として取り入れるのは控えるようにしましょう。
4.胃が休まれば腸が動く

古典医学で胃と腸は別ものではなく、影響し合うものです。
胃が頑張りすぎていれば、消化にエネルギーを使うため、腸は動きにくくなります。
そのため
空腹の時間をつくり、胃腸を休ませる
ことも大切です!

「便秘なら食べたほうが出るんじゃないか?」
と思う方も多いかと思います。
ですが、胃腸が頑張りすぎて詰まり(痞)が生じているときに上から食べ物を入れてもまた詰まりが生じる原因になります。
「食べたほうが腸が動く」というのは
詰まっていたが限界を迎え、押し出されている
状態です。
- 仕事でバタバタして時間がないとき
- 少し朝起きるのが遅くなって昼に近いとき
- 買い物に夢中になって食事のタイミングを逃したとき
などの際は少し空腹の時間をつくるのも便秘解消につながります。
摂ったものを出せる身体が「本当の健康」

便秘になると
「○○が便秘に良いらしい」
と、つい何かを足そうとしてしまいます。
ですが、古典医学ではまず
なぜ胃腸が詰まってしまったのか
を考えることを大切にしています。
食べすぎや不規則な食事などによって胃腸が疲れてしまえば、本来出せるはずのものも出せなくなってしまいます。
だからこそ便秘を改善するためには、
引き算の養生
がカギになります🗝
摂ったものを出せる身体をつくることが「不調のない快適な毎日を取り戻す第一歩」です🍃
「和の鍼灸術」で内臓を元気に

内臓(五臓六腑)は植物で例えると「根っこ」です。
根っこが弱っていてはどれだけ水をあげてもうまく吸収できません!
私たちの身体も同じです。
根っこの部分である内臓(五臓六腑)が元気でなければ、摂ったものを出せる身体をつくることはできません。
そのため表に出ている症状だけを追いかけるのではなく、五臓六腑(内臓)を元気にすることが不調の「根本的な改善」につながります。

そこで当院では日本古来の【和の鍼灸術】で五臓六腑(内臓)の働きを高め、
摂ったものを出せる身体づくり
のお手伝いをしています。
便秘だけでなく、日々の中で感じているなんとなくの不調も「からだ」と「こころ」からの大切なサインです。
「まだ大丈夫」と無理を重ねる前に、ぜひ一度ご自身の身体に目を向けてみてください。
当院がそのきっかけになれれば幸いです。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております🕊
※そのほか詳しい内容は下記の記事をご覧ください📖


