温めても改善しない「冷え」の本当の原因と改善方法②

ご覧いただき、ありがとうございます!

はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。

前回は温めてもなかなか改善されない頑固な冷えの本当の原因についてご紹介しました。

※詳しい内容は下記の記事をご覧ください📖

冷えは単に「寒がりや体質」というわけではなく、身体が頑張りすぎているサインでもあります。

そこで今回は引き続き、頑固な冷えを改善する方法をご紹介していきたいと思います!

内臓を元気にすることが改善の近道


前回、ご紹介したように温めても改善されない冷えの原因は

内臓疲れによる血流の偏り

が根本的な原因にあることが多いです。

そのため、頑固な冷えを改善するためにはまず、身体の「根っこ」でもある内臓(五臓六腑)を元気にすることが近道になります!

などのように冷えでも原因は一つではなく冷える場所や冷え方によっても原因が異なります。

原因が異なれば対策も異なるため、自分の身体に合った養生を心がけることが大切です🍃

これらの不調を改善するポイントとしては

  1. 胃腸に負担をかけすぎない
  2. 腎機能を高める

ことです。

手足やお腹まわりの冷えは胃腸を休める時間をつくろう


手足の冷えやお腹・腰まわりの冷たさの多くは

消化不良

によるものです。

古典医学で胃腸は内臓の「土台」であり、休む時間が少ないため負担のかかりやすい場所でもあります。

食事をした場合

食べたものを消化・吸収しよう!

と身体は胃腸に血液を集めて、消化・吸収のお手伝いをします。

ですが

  • 食べすぎ
  • 早食い
  • 消化しにくいものの摂りすぎ

などが続くと消化不良を起こし、手足やお腹まわりの冷えにつながるため

胃腸に負担をかけすぎない

ことが大切です🍃

よく噛むことが胃腸を休める第一歩


本来、食べ物が噛み砕かれた状態で運ばれてくるはずなのに、早食いだと「」の状態で胃腸が食べ物を受けます。

すると塊で運ばれてきた食べ物を

なんとかして消化しよう!

と胃腸に過剰に血液が集まりすぎていたり、偏ることで不足したりする原因になります。

特に現代で早食いの原因にもなりやすいのが

ながら食い

です🍚

例えば

  • スマホやテレビを見ながら
  • 仕事をしながら
  • 移動しながら

など、食べることが「作業のひとつ」になっていませんか?

ながら食いは早食いだけでなく、「食べすぎ」などの原因にもなります。

この状態が続き、消化不良でうまく血液をつくることができなくなると

身体を温める力(新陳代謝)が低下

します。

代謝が低下すると血流も悪くなるため、温めるだけでは改善しない頑固な冷えになります。

冷えているのに汗ばむ

という方は胃腸が頑張りすぎて疲れているサインでもあります!

まずは

よく噛んでゆっくり食べる

ことから意識してみましょう!

消化しにくいものは控えめに


内臓を元気にし、冷えを改善するためには

消化しにくいものの摂りすぎ

にも注意が必要です。

なかでも

  • 冷たいもの
  • アルコール
  • 甘いもの
  • 生もの(魚や果物も含む)

などは内臓を急激に冷やし、消化不良を起こしやすいものでもあります。

これらを摂りすぎると

身体を温める力(新陳代謝)が低下

する原因になり、温めても改善しない冷えへつはながります。

さらに早食いなどと同じように消化不良が起きると十分に血液がつくられなくります。

この状態が続くと手足だけでなく

触ると冷たい

水に浸かっているように冷える

など骨盤内の血流が悪くなっているサインでもあります。

特に夏場は外が暑い分、冷たいものなどが欲しくなりやすいですが、摂りすぎには注意しましょう!

質のいい睡眠で腎機能を高めよう!


前回、ご紹介したように古典医学で「足腰」は五臓六腑の「」と深い関係があります。

そのため、腎機能を高めることが足腰の冷えの改善につながります。

腎機能を高めるために一番大切なのは

質のいい睡眠

です!

例えば寝不足なると

足は冷えるのに、顔が熱い

などの経験はありませんか?

古典医学で夜の睡眠は

腎機能が一番回復する時間(特に22時~2時の間)

にあたります。

ですが、睡眠不足や質の悪い睡眠が続くと腎が十分に回復できず、冷えなどの不調が現れます。

さらに古典医学における腎は

ホルモンバランス

とも関係が深く、睡眠の質が下がるとホルモンバランスが乱れる原因にもなります。

睡眠時間の確保はもちろんですが、まずは

何時に寝るのか

どれだけ質のいい睡眠をとれるか

がポイントです!

「光」は質を落とす源


寝る前は一日の疲れを回復するため、身体は「オフモード」になります。

ですが、寝る直前まで目や脳を使いすぎていると

頭はフル稼働

になるため脳は起きているのに身体休みたがっている状態になります。

特に「寝る前スマホ」は情報を処理するために

頭に過剰に血液が集まる

原因になります。

この状態が続くと睡眠の質が下がり、腎機能が回復しきれません。

さらに頭に血液を集めすぎて、足先まで血液が行き届かず「冷えのぼせ」の原因にもなります。

私も含め、現代は仕事でも電子機器を手放せない時代ですので、まずは

寝る前スマホを減らす

ことからはじめてみましょう!

寝る直前の食事は控えめに


一般的に食べたものが完全に消化するには「4.5時間かかる」といわれています。

そのため、寝る直前に食事をすると

寝ている間にも消化・吸収にエネルギーを使う

ため「身体は活動的な状態」になります。

本来、身体は質のいい睡眠をとるために「オフモード」になるはずが、食べたものを消化・吸収するために活動するため、思うようにリラックスできません。

リラックスできない状態が続くと睡眠の質が下がり、腎機能は十分に回復されません。

仕事柄、

食事の時間が遅くなる

という方も多いかと思いますが、遅くなる場合は

  • よく噛んでゆっくり食べる
  • 消化しにくいものは避ける
  • 無理に食べようとしない
  • 満腹まで食べない

ように心がけましょう!

頑固な冷えを改善するカギは「内臓をいたわること」


冷えは単なる体質ではなく、身体からの大切なメッセージです。

私たちの身体は「もっと気楽に過ごせる力」を持っています!

手足の冷え、足腰の冷え、冷えのぼせなど、同じ冷えでも原因は人それぞれ異なります。

だからこそ大切なのは、ただ温めるのではなく、

自分の身体が何を求めているのか

を知ることです。

この記事が

なかなか冷えが改善しない

何をしても変わらない

そんな方が自分の身体と向き合うきっかけになれれば幸いです🕊