ストレスに負けない「こころの土台」をつくる方法①

ご覧いただき、ありがとうございます!
はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。

そんなお悩みはありませんか?
「ストレス社会」といわれている現代ではありますが、同じ出来事を経験しても、心が大きく揺さぶられる人と、そうでない人がいます。
その違いの一つが
こころの土台
です。
古典医学では「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があります。
その名の通り
心と身体の状態は深く影響し合っている
という意味です。
ストレスなどで心の疲れが溜まってしまうと、身体にまで影響を及ぼします。
そこで今回はストレスに負けない「こころ」をつくる方法を古典医学の観点も交えながらご紹介していきたいと思います🌿
ストレスの原因は「苦い根」

結論から言いますと、ストレスに負けない心をつくるにはまず
ストレスを感じる原因
を知ることが大切です!
例えば、同じように相手が約束の時間に遅れてきても、
「何か事情があったのかもしれない」
と思う人もいれば、
「なんで連絡もなく遅れるの?」
とイライラしてしまう人もいます。
このように、私たちがストレスを感じるのは出来事そのものだけでなく、
その出来事をどのように捉えるか
といういわゆる「価値観の違い」でもあるのです。
幼少期の「トラウマ」などが苦い根に

世界最古の書物である聖書「へブル人の手紙」には、ストレスの原因となるものが
苦い根
という言葉で表現されています。
ヘブル人への手紙第 12 章 15 節
気をつけて、神の恵みからもれることがないように、また「苦い根」がはえ出て、あなたがたを悩まし、それによって多くの人が汚されることのないようにしなさい。
ここでいう「苦い根」とは
- 不満や妬み
- 自己正義(〜でなければならない!)
- 怒り
- 恨み・憎しみ
などを指します。
これらの感情は
幼少期の出来事やトラウマ
などにより心の中に小さく芽生えます。
しかしこれを放置すると、本人が気づかないうちに少しずつ成長し、「ストレスや悪感情」などを生む
根っこ
となっていくのです。

この根っこは表面ではなく、心や魂の奥底(潜在意識)に潜んでいます。
そのため、この苦い根を放置していると
などの原因になります。
さらにこれが自分にだけでなく、周りの人にも影響すると
「時間は守るべきだ」
「挨拶はするべきだ」
などのように
自分の基準だけで相手を裁き始める(自己正義)
が生まれやすくなります。
つまり苦い根とは、負の感情を生み出す
魂や心の病巣
を表しているのです。
その根を取り除き、再び芽を出さないようにするのが「ストレスに負けない心づくり」になります🕊️
心は全部の内臓をつなぐ司令塔

古典医学における「心」は現代医学の心臓だけを指すものではありません。
古典医学の基礎となる「黄帝内経」には
黄帝内経 素問 霊蘭秘典論篇 第八
心者,君主之官也,神明出焉。
心は君主の官であり、神明はここから生じる。
との記述があります。
君主とは「国を治める最高の支配者(王様や天子)」のことを言います。
つまり、君主の官である心は
全身を統括する中心的な存在
なのです。
古典医学における心は
- 血液の循環
- 精神活動や感情
などと関係が深いですが、王様が国全体をまとめるように、「五臓六腑(内臓)を統括する」役割もあります。
そのため、心の状態は身体にも影響を及ぼす(心身一如:しんしんいちにょ)原因になるんです!

例えば
「ストレスが溜まると甘いものが無性に食べたくなる」
「緊張するとお腹が痛くなる」
などの経験はありませんか?
これらはまさしく心の状態が身体に影響しているサインです。
病は気から
との言葉もあるように、強いストレスや不安、怒り、悲しみなどの感情が続くことで、身体にさまざまな影響を及ぼすことは古代の中国からいわれているのも事実です。
だからこそ、身体を整えるだけでなく、「ストレスに負けないこころ」を育てることも不調のない毎日を取り戻すには欠かせません!
自分の生い立ちを振り返る時間を大切に

ストレスに負けない心の土台をつくるにあたってまず大切なのは
自分の生い立ちを振り返る
ことです!
先ほどご紹介したようにストレスの原因になる「苦い根」が生えるきっかけの多くは
幼少期の出来事やトラウマ
です。
苦い根を取り除き、生やさないようにするにはまず、「何が苦い根になっているのか」に気づく必要があります。
※ここからは私の実体験ですので、苦い根に気づくきっかけになれば幸いです。

私自身、昔から
「時間は守るべきもの」
という認識がありました。
そのため、マイペースな友人などに苦手意識が強く、約束の時間に遅れてきても
「遅れる理由がわからない、逆算して行動すれば遅れることなんてない」
そう思っていました。
これは完全なる
自己正義
です。
苦い根の話を知るまでは、マイペースな友人との関わりも極力避けてきていました。

そこで、この「苦い根」の話を知って自分の生い立ちを振り返った時、マイペースな人に対して苦手意識を持つには幼少期の出来事がきっかけになっていました。
それは「門限に厳しい」環境で育ってきたことが
「時間は守って当たり前のもの」
という認識になっていたんだと気づきました。
門限があるというのは両親からの愛でもあると思います。
ですが、それがいつの間にか「当たり前」になり、成長するにつれ
その価値観を人に押し付けていたんだ
と痛感しました。
今でも心に余裕がない時や場合によってモヤモヤとしてしまうこともありますが、自分の価値観が当たり前ではないと知ることで「心の余白」が生まれたのを実感しています。
自分と向き合うことが心の土台をつくる第一歩

今回は、ストレスに負けない心をつくるために大切な
苦い根
についてお話ししました。
私たちが感じるストレスは、出来事そのものだけでなく、
自分の価値観や過去の経験を通して物事を捉えていること
が大きく関係しています。
そして、その価値観の奥には幼少期の経験や傷ついた出来事から生まれた「苦い根」が隠れていることも少なくありません。

繰り返すようですが、心と身体は切り離せない関係(心身一如)であり、心の状態は身体の不調にも影響を与えます。
だからこそ、不調を改善するためには身体だけでなく、「こころの土台づくり」がとても大切なのです🌿
そのためにもまずは
自分自身の心と向き合う時間
をつくることがその第一歩になります💫
次回、「ストレスに負けない「こころの土台」のつくり方」についてご紹介していきます🕊️
ぜひ続けてご覧ください。


