ストレスに負けない「こころの土台」をつくる方法②

ご覧いただきありがとうございます!
はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。
前回は「ストレスの原因」についてご紹介しました。
※詳しい内容は下記の記事をご覧ください📖
私たちが感じるストレスは、出来事そのものだけでなく、
自分の価値観や過去の経験を通して物事を捉えていること
が大きく関係しています。
古典医学では「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があるように
心と身体は切り離せない関係
です。
だからこそ、ストレスに負けない「心の土台づくり」がとても大切です🍃
そこで今回はストレスに負けない心の土台をつくる方法をご紹介していきたいと思います!
ストレスに負けない「心の土台」をつくる方法

ストレスの多くは過去の経験やトラウマからくる
自己正義(〜でなければならない)
によるものです。
例えば
- 時間は守るべきもの
- 挨拶はするもの
- 返信は早くするべき
など、もちろん大切なことではありますがこれらの価値観を「当たり前」と
自分の基準だけで相手を裁き始める
とストレスを感じやすくなります。

1.「第三者の目線」が苦い根を取り除く第一歩

第三者の目線とはいわゆる
客観視
です。
自分の顔は鏡がなければ見ることができません。
同じように、自分の考え方や思い込みも「他者」という鏡を通して初めて見えることがあります。
客観視は自分を否定するものではなく
自分を映してくれる鏡のような存在
です。

ストレスを抱えている時ほど、私たちは自分の考えの中に閉じこもりやすくなります。
そんな時、客観的な意見が心の視野を広げる手助けになるのと同じです。
物事や誰かに対して不満などを感じたときは「客観的に自分を見る」ことがとても大切なんです!
客観視できるようになると「捉え方」が変わる
例えばスーパーのレジなどで
「前の人が小銭を探していて全然進まない!」などの不満を感じたことはありますか?
私はあります(笑)
この時、第三者の目線を持つ前の私は
「後ろに人が並んでいるのだから、事前に出す準備をするべきでは?」
そんな風に思い、モヤモヤしていました。
これは完全なる
自己正義
ですよね。

これを第三者の目線でみると
- 自分も同じことをしたことがあるかもしれない
- せいぜい数十秒〜数分の出来事
- その時間で人生が大きく変わるわけではない
など捉え方を変えるだけでも気持ちが少し楽になります。
客観視するポイントとしては
- 自分に置き換える
- 時間軸を広げる
- 人生全体で俯瞰する
ことです。
もちろん、レジで待たされること自体が良いことだと言いたいわけではありません。
ですが、大切なのは
「出来事」と「自分の解釈」を分けて考えること
です。
「準備不足だ」
「非常識だ」
というのは、自分の解釈です。
そして、私たちは無意識のうちにその解釈が「当たり前」なると
こうあるべき
と自分の基準だけで相手を裁き始めます。
その基準と現実とのズレが大きくなるほど、ストレスも感じやすくなります。
だからといって、自分の考えを否定する必要はありません。
ただ、
「別の見方もあるかもしれない」
と
考える余白を持つ
ことが苦い根を取り除いていくためには大切なんです!
2.十分に恵まれていることを知る

私たちはつい
「もっと時間があれば。」
「もっとお金があれば。」
など、「足りないもの」に目を向けてしまいます。
しかし、そのように足りないものばかりを追い求めてすぎると「不満」の原因になります。
そこで大切なのが
足ることを知る
ことです!
「足ることを知る」とは向上心を捨てることではなく、
今すでに与えられているものに目を向ける
ことです。

世界最古の書物である聖書「テモテへの第一の手紙」にも
テモテへの第一の手紙 第6章 第6節
信心があって足ることを知るのは、大きな利得である。
との記述があります。
ここでの「利得」はお金や成功を意味しているわけではなく、
本当の豊かさとはたくさん持つことではなく、今与えられているものに満足する心を持つこと
という意味があります。
今、過ごしている日々は全て「あって当たり前」のものではありません。
- ご飯を食べれること
- 仕事をし、収入を得ること
- 支えてくれる人がいること
こうした当たり前に感じていることの中にも、多くの「恵み」が隠されています。
より良い生活を望むことも、向上心を持つことも決して悪いことではありません!
むしろ成長や挑戦の原動力になる大切なものです。
ただ、それが
「今の自分では不十分だ」
「もっと手に入らなければ幸せになれない」
という思いに変わると、心は休まることができません。
「足ることを知る」とは現状に甘んじることではなく、
不必要な不満や焦りから自分を解放する知恵
なのです🌿
まずは日常の小さな恵みに目を向けることから始めてみましょう!
3.感謝を忘れない

ストレスを感じている時はどうしても「失ったもの」や「足りないもの」に意識が向きやすくなり、苦い根が成長する原因になります。
しかし、そのような時だからこそ大切なのが
感謝を忘れない心
です。
感謝というと特別なことのように感じるかもしれません。
ですが感謝は何か大きな成功や幸運があった時だけにするものではなく、先ほどご紹介した「足ることを知る」が感謝につながります。
私も含め、人は
当たり前化
すると感謝の気持ちが薄れ、足りないものに目が向くことで「不満」が生まれます。
- 健康
- 家族や友人の存在
- 食事
- 仕事
これらは全て当たり前のことではありません!
私たちは「失った時」に初めて価値に気づくことが多いです。
健康を失った時に健康のありがたさを知り、大切な人と離れた時にその存在の大きさを知ります。
だからこそ
感謝できることを見つける心
がとても大切なんです🕊️

実際に感謝できることに目を向けると、不思議と「ないもの」よりも「あるもの」に意識が向くようになります。
すると心に余白が生まれ、ストレスが感じにくくなります。
まずは一日の終わりに
「今日はこんな嬉しいことがあったな」
などと振り返る習慣をつくってみてください。
どんな小さなことでも構いません。
その積み重ねがストレスに負けない心と身体につながります🌿
小さな積み重ねが「心の土台」になる

いかがでしたでしょうか?
現代ではストレスそのものを完全になくすことは難しいかもしれません。
しかし
- 客観的な視点を持つこと
- 足ることを知ること
- 感謝を忘れないこと
これらを意識することで、ストレスに対する捉え方は少しずつ変わっていきます。
まだまだ揺らぐことは多いですが、私自身も「心の余白」が生まれてきているのを実感しています。
私たちは日々、奇想天外な出来事に出会います。
その中で不満や怒りに心を支配されるのではなく、
少し立ち止まって物事を見つめ直す時間を持つこと
それがストレスに負けない「こころの土台づくり」だと思います🕊️
まずは今日
「どんな嬉しいことがあっただろう?」
と振り返ることから始めてみてはいかがでしょうか?


