春に感じる「だるさ・不安感」は自律神経の乱れのサインです②

ご覧いただきありがとうございます!

はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。

前回は春に感じる「だるさ・不安感」の原因についてご紹介しました🌟

春になると「なんとなく感じている不調」は決して気のせいではなく、あって当たり前のものでもありません!

古典医学における健康とは

「からだ」と「こころ」が調和し、季節や気候の変化にも無理なく順応できる状態

をいいます。

そこで今回は春に感じる「だるさ・不安感」などのなんとなく不調を改善する方法をご紹介していきたいと思います。

春の陽ざしに負けない身体づくりがカギとなる

前回、ご紹介したように春は「新陳代謝」がよくなり、冬に蓄えていたエネルギーを「発散(発陳)」する季節です。

新陳代謝は「自律神経」によって調整されており、特に春は活動・緊張時にはたらく「交感神経」が昂りやすい時期でもあります。

そのため、春に「だるさ・不安感」などのなんとなく不調はあって当たり前のものではなく

日頃から自律神経が乱れやすいため、身体が季節の変化に順応できていない

証拠です。

そのため、日頃から

自律神経が乱れにくい身体をつくる

ことが根本的な改善につながります🍃

春の陽ざしに負けない身体をつくるためには

  1. 目や脳の使い過ぎに気をつける
  2. 発汗(発散)する
  3. 内臓を元気にする

ことが大切です🌟

1.「光」は交感神経が昂る原因に

春は植物の「眠っていた種が芽吹き、上に上に伸びよう」とすると同じように私たちの身体も代謝が上がり、血流が上にのぼりやすくなります。

現代では日常的に欠かせなくなっているスマホやPC、テレビなどの電子機器ですが、目や脳を使いすぎると

たくさんの情報を処理するために頭に過剰な血液が集まる(頭に血がのぼる)

の原因になります。

日頃から、頭に血がのぼっているところに春の陽ざしが重なると

  • 頭が重く、ぼーっとする
  • 不安感
  • なんとなく落ち着かない(気が休まらない)
  • イライラしやすい

などのなんとなく不調につながります。

寝る前スマホは特に要注意!

特に寝る前は疲れを回復するために「副交感神経」が優位になることで、質のいい睡眠をとることができます。

しかし、寝る直前までスマホやテレビなどの「」を入れ続けていると

交感神経が昂り過ぎて切り替えがうまくいかなくなる

ことがあります。

切り替えがうまくいかなくなると、身体はリラックスできない状態が続き、自律神経がより乱れやすくなります。

お仕事柄、電子機器が手放せない方も多いと思いますが、まずが

寝る前スマホを減らす

ことから意識してみましょう🌟

2.「汗」は自律神経のスイッチでもある

春は「新陳代謝」がよくなり、冬に蓄えていたエネルギーを「発散(発陳)」する季節です。

新陳代謝は「自律神経」によって調整されており、

暑くなると発汗して余分な熱を逃がし、寒くなると毛穴を締め熱を逃がさないようにする

ことでヒトの身体は一定の体温を保つことで健康が維持されています。

つまり、春の陽ざしとともに暖かくなると余分な熱が溜まらないように身体は「発汗(発散)しよう!」と代謝が上がります。

日頃から自律神経が乱れていると、うまく体温調整ができず(自律神経の切り替えがうまくいかない)

  • 身体が重だるい
  • のぼせやほてり
  • イライラしやすい
  • 気分の浮き沈みがある

などといったなんとなく不調の原因になります。

発汗(発散)不足により、余分な熱が溜まりオーバーヒートすると「高熱」などの原因にもなります!

  • 暖かい日中に身体を動かす
  • 湯船に浸かる

などで身体に余分な熱を発散するように心がけましょう。

発汗しすぎは逆効果になることが!

春は余分な熱を逃がすため、適度な発汗(発散)は必要ですが、汗をかきすぎるとむしろ逆効果になることがあります。

例えば

Danger
  • 岩盤浴などにいくと肌や喉が異常に乾燥する
  • サウナに入った後、めまいや立ちくらみがする
  • よもぎ蒸しに行ったら、ぐったりして力が入らなくなった

などの経験はありませんか?

これらの症状は

発汗のしすぎによって、身体に負担がかかってしまっている証拠

です。

特に女性の場合、月経など「身体の中で血をたくさん使わないといけない時」に岩盤浴やよもぎ蒸しなどで無理に、汗をかいてしまうと消耗し過ぎてしますことがあります。

本来の発汗(発散)は

背中全体的にじんわり汗ばむ

程度ですので、汗のかきすぎには注意しましょう!

3.内臓の疲れが自律神経の乱れにつながる

自律神経の乱れは「目や脳の使い過ぎや発汗不足」だけでなく、

内臓の疲れ

によるものも少なくありません!

内臓も「自律神経(特に副交感神経)」によって調整されています。

内臓のなかでも特に「胃腸」は

飲食物をダイレクトに受け止め、休む時間も少なく、負担がかかりやすい場所

であり、食べたものが血液や栄養となるため、内臓の「土台」でもあります。

なかでも

  • 脂っこいもの(バターなども含む)
  • 甘いもの
  • 小麦
  • 乳製品

などは消化に時間がかかるため、摂りすぎると胃腸が疲れてしまいます(消化不良を起こしやすくなる)。

完全に断つ必要はありませんが

  • 身体が重だるく、疲れが抜けない
  • むくみ
  • 不安感
  • イライラしやすい

などのなんとなく不調があるときは内臓の疲れによるもののため、控えるようにしましょう!

よく噛んでゆっくり食べることも大切!

消化しにくいものを摂り過ぎないだけでなく

よく噛んでゆっくり食べる

ことも内臓の疲れによる自律神経の乱れを予防することができます🌟

よく噛まずに塊の状態で胃に運ぶと「なんとかして消化・吸収しよう!」と副交感神経だけでなく、交感神経(頑張るモード)も動員されます。

この状態が続くと自律神経の切り替えがうまくいかなくなる原因になるため、まずはゆっくり噛んで食べることから意識してみましょう!

内臓を元気にすることが根本的な改善になる

内臓(五臓六腑)は車で例えると「エンジン」です🚙

春になると感じる「だるさ・不安感」などのなんとなくの不調は「警告ランプや不具合」です。

ただ、タイヤのパンクであればタイヤを取り換えれば直りますが、エンジントラブルの場合、タイヤを取り換えるだけではまた不具合が起きてしまいます。

それはあくまでも「応急処置(対処療法)」であって、

エンジン(内臓)の調子が悪いままでは車本来の力を発揮できません!

内臓が元気になれば、自律神経のバランスもとれ、季節や気候の変動にも無理なく順応できるようになります。

これが本当の「根本的な改善」です。

そのほか、詳しい内容は

の記事をご覧ください📖

一日でも早く「不調のない快適な毎日」を取り戻せるよう、当院では「和の鍼灸術」を用いてお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください🕊