生理が遅れる(稀発月経)ときに見直したい生活習慣と養生法


ご覧いただきありがとうございます!

はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。

前回は「予定日が過ぎても来ない…生理が遅れる(稀発月経)の原因」についてご紹介しました。

※詳しい内容は下記の記事をご覧ください📖

生理は女性にとってただ、毎月くるものではなく

月に一回のデトックスであり、心身の状態を映す鏡

です🪞

古典医学では

女性の生理周期の乱れは万病の元

と江戸時代の書籍にも記述が残っています。

予定を過ぎてもなかなか来ない生理(稀発月経)を放置していると大きな病(婦人科疾患など)につながる恐れがあるため、早めのケアがとても大切です!

そこで今回は

生理が遅れる(稀発月経)ときに見直したい生活習慣と養生法

をご紹介していきたいと思います。

大切なのは「巡る・回復する力」を取り戻すこと


前回、ご紹介したように生理が遅れる主な原因は

新陳代謝の低下

によるものです。

新陳代謝とは

古いものを排出することで新しいものを取り入れる(生み出す)

働きのことで、まさしく生理周期と同じ動きをします。

つまり

新陳代謝の低下=ホルモンバランスの乱れ

につながるため、予定日を過ぎてもなかなか来ない生理を改善し、周期を安定させるには

代謝を上げて「巡る・回復させる力」を高める

ことが大切なんです🌿

1.ストレスに負けない「心の土台」をつくる


古典医学には「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があります。

例えば、
緊張するとお腹が痛くなる
考え事をし過ぎると眠れなくなる

このように私たちの心と身体は別々ではなく、常に影響し合っています。

そこで大切なのがストレスに負けない

心の土台

をつくることです!

ストレスが溜まると身体は「緊張状態」になるため、自律神経が乱れ、代謝の低下やホルモンバランスも崩れる原因になります。

私たちが感じるストレスは、出来事そのものだけでなく、

自分の価値観や過去の経験を通して物事を捉えていること

が大きく関係しています。

これが自分の中でだけでなく、周りの人にも影響すると

〜するべきだ

などのように

自己正義

が生まれ、ストレスを感じやすくなります。

この3つのポイントを取り入れることで心に余白が生まれ、ストレスが感じにくくなります。

現代ではストレスそのものを完全になくすことは難しいかもしれません。

ですが、

自分の価値観が全てではない

今ある日常が当たり前ではない

そのことに気づことがストレスを軽減し、ホルモンバランスを整える第一歩になります🌿

※心の土台のつくり方についての詳しい内容は下記の記事をご覧ください📖

2.呼吸で「休める力」を高める


呼吸は「自律神経」によって調整されており

互いを影響し合う関係(相互関係)

です。

つまり、呼吸の乱れはホルモンバランスの乱れを示します。

  • 長時間のデスクワーク
  • 家事や育児
  • 夜遅くまでの残業や夜勤

などが続き、頑張り過ぎてしまうと

呼吸が浅くなり、ブレーキの利かない身体になる

原因になります。

エンジン全開で頑張り続けると私たちの身体は生命を維持することを優先し

生理を起こす余力がなくなる

と周期は遅れます。

そこでおすすめなのが

深呼吸(腹式呼吸)

です🌿

深呼吸(腹式呼吸)をする際のポイントとしては

  1. 姿勢:お臍の少し下ぐらい(お臍から指4本分下)に両手を重ねる
  2. 息を吐き切る:息を吐く時はお腹を限界までへこませる
  3. ゆっくり長く吐く:吐く時間を吸う時間の「約2倍」になるように
  4. 吸う時は下腹部を意識:下腹部に空気を溜めていくイメージで、鼻からゆっくりと息を吸い込む

4つのポイントを抑えながら、「5分〜10分ほど」繰り返しましょう!

呼吸を整えることが

休める力を高め、生理を起こす余力をつくる

ことにつながります💨

特に就寝前などにやると睡眠の質を上げる効果が期待できますので、ぜひ取り入れてみてください!

3.胃腸を休めて、血液をつくる力を高める


私たちの身体は

食べたものより造られた血液や栄養が全身を循環させる

ことで健康を維持しており、このことに関しては古典文献にも記載があります。

胃腸は休む時間が少なく、負担をかけすぎると「走り続けている車」と同じ状況になります。

走り続けた結果、疲れてしまう(燃料切れになる)と

消化不良

になり、生理を起こすための血液が不足し、周期が遅れる原因になります。

そのため、生理を起こすために十分な血液を造れるようにするには

  • よく噛んでゆっくり食べる:早食いや〇〇ながら食いも要注意
  • 消化しにくいものは控えめに:油(バター含む)や小麦、乳製品、アルコール、甘いものなどの摂り過ぎは消化不良の元に
  • 寝る直前の食事は控える:寝ている間も消化・吸収のために胃腸が頑張ってしまう

などを意識し、

胃腸に負担をかけ過ぎない

ことが大切です!

※そのほか、詳しい内容は下記の記事にございますので、ぜひご覧ください📖

内臓を元気にすることが改善の近道


私たちの身体は植物で

  • 内臓(五臓六腑)→根っこ
  • 不調→枝葉

に例えることができます。

枯れた枝葉を取り除くことも大切ですは、植物が枯れる多くの原因は

根っこの弱り

によるものです。

根っこが弱っているままでは、水を与えてもうまく吸収することができません!

私たちの身体も同じように内臓(五臓六腑)が元気にすることが大切です。

天癸(てんき)とよばれる女性の成長や月経、妊娠に関わる生命エネルギー

そこで女性の場合、ポイントとなるのが

生理周期の安定

です。

※詳しい内容は下記の記事をご覧ください📖

古典文献にも

女性の健康を保つためにはまず生理を整えることだ

との記述も残っています。

つまり、女性はもっと穏やかに過ごせる力を持っているんです!

内臓を元気にすればホルモンバランスも整い、生理周期の安定することが「不調のない快適な毎日を取り戻す」ことにつながります。

まずはできることから始めてみましょう🌿