子宮筋腫は身体からの警告!そのSOSの正体とは


ご覧いただきありがとうございます!

はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。

などの変化を「体質だろう」と見過ごしていませんか?

実はこれらの症状は

身体からのSOS

なんです!

全ての方が当てはまるわけではありませんが、これらの背景には

子宮筋腫

が隠れているかもしれません!

また、すでに病院などで子宮筋腫の診断を受けた方も放置しているとさまざまな病につながる恐れがあります⚠️

ですが、そもそもなぜ子宮筋腫ができるのでしょうか?

改善するためにはまず、原因を知ることが大切です。

そこで今回は古典医学の視点も交えながら「子宮筋腫ができる原因」についてご紹介していきたいと思います🌿

小さな積み重ねが「筋腫(しこり)」に


子宮筋腫はあくまでも「結果」であり、小さな積み重ねによって生じるものです。

結論からいいますと子宮筋腫の原因は

骨盤内の血流の低下

によるものです。

古典医学では血流が悪くなることを

瘀血(おけつ)

といいます。

例えば

川の流れが滞ると水が淀む

のと同じように血流が悪くなると、スムーズに血液が全身を巡らなくなります。

この状態が骨盤内で続くと子宮や卵巣の代謝や血流が低下し、子宮筋腫のような「」が生じる原因になります。

さらにこのように積み重なってできた塊やしこりのことを古典医学では

積聚(しゃくじゅ)

といいます。

積聚とは文字通り

  • 積(しゃく):つみ重なる、つもる
  • 聚(じゅ):あつまる

などの意味があります。

日本の飛鳥時代と同じ頃に中国で編纂された医学書「諸病源候論」には

諸病源候論:第十九巻 積聚病諸候 六論

積聚者、由陰陽不和、腑臟虛弱、受於風邪、搏於腑臟之氣所為也

積聚は、陰陽和せず、腑臓虚弱にして、風邪を受け、腑臓の気に搏(たるによりて為(な)るなり。

との記述があります。

つまり

内臓が疲れ(免疫力の低下)、そこに冷えなどが加わることで代謝や血流が低下し、お腹のしこりや痛みなどが現れる状態

をいいます。

これを川で例えると

川の流れが悪くなると、落ち葉や土砂が少しずつ溜まる

状態と同じです。

この積聚が子宮にできるといわゆる「子宮筋腫」になります。

積聚の根っこは「自律神経の乱れ」にある


骨盤内の血流と代謝が低下し、積聚を生む多くの原因は

自律神経の乱れ

によるものです。

自律神経とは文字通り

自ずと律する神経:無意識に調整している神経

のことをいいます。

例えば

  • 心臓を動かす
  • 呼吸をする
  • 汗をかく
  • 食べたものを消化・吸収する

など自ら意識しておこなっているわけではありませんよね?

これらすべて自律神経が健康を維持するために無意識に調整している証拠です。

さらに自律神経には

  • 交感神経:活動・緊張時に働く
  • 副交感神経:休息・回復時に働く

の2つあり、これらが「シーソー」のようにバランスを保つことで身体と心の健康を維持しています。

「休めない身体」が代謝の低下を生む


自律神経の乱れは「新陳代謝」に影響を及ぼします。

新陳代謝とは

古いものを排出し、新しいものを取り入れる(生み出す)

働きのことで、つまり

身体の中の掃除と修復を行うメンテナンス作業

のようなものです。

特に現代の女性の多くは頑張りすぎて

交感神経ばかりが働いている

状態になっています。

例えば

など普通に生活をしていても身体がなかなか休めない要素で溢れています。

自律神経の乱れ

この状態が続くと無意識に身体は「緊張状態」になり、代謝が低下する原因になります。

代謝が低下すると血流も悪くなるため、これが骨盤内で起きると子宮筋腫の原因になります。

内臓の疲れも自律神経を乱す原因に


内臓も自律神経によって調整されており、その多くは休息・回復時に働く「副交感神経」によるものです。

例えば

仕事でバタバタしていてトイレに行くのを忘れる

緊張でお腹が空かない

などの経験はありませんか?

これらは内臓が副交感神経によって働いている証拠なんです。

特に内臓でもポイントとなるのが

胃腸(脾胃)

です。

江戸時代の書籍である「医方大成論和語鈔」には

医方大成論和語鈔:十六 脾胃

脾胃は一身を養ふ根本なり。

脾胃が損ずれば諸病をこる。

(現代語訳)

脾と胃は、体全体を養うための根本である。

脾や胃が弱ると、さまざまな病気が起こる。

との記述があり、つまり

胃腸(脾胃は内臓の土台

でもあるんです!

例えば

などにより、消化が追い付かなくなるとうまく副交感神経が働けず、自律神経が乱れる原因になります。

いわゆる

消化不良

です。

この状態が続くと代謝が低下するため、骨盤内の血流も悪くなり、積聚が生じやすくなります。

消化不良は「血液不足」の原因にも

古典医学では食べたものが胃腸の働きにより、消化・吸収されることで「血液や栄養をつくり、全身に巡らせる」ことで健康を維持します。

そのため、消化不良を起こすと十分に血液や栄養がつくられなくなることがあります。

この状態が続いた場合、私たちの身体は「生命維持」のために心臓や肺などへ優先的に血液や栄養を送り届けます。

つまり

子宮や卵巣への血液や栄養は後回しになりがち

ということです!

自律神経の乱れだけでなく、

血液不足

でも代謝が低下し、血流が悪くなる原因になることがあるため、要注意です。

子宮筋腫は「結果」、身体はその前からSOSを出している


今回は、子宮筋腫ができる原因について、古典医学の視点も交えながらご紹介しました。

子宮筋腫は突然できるものではなく、

  • 骨盤内の血流低下(瘀血)
  • 自律神経の乱れ
  • 胃腸の疲れ(脾胃の弱り)
  • 消化不良による血液・栄養不足

などといった

小さな不調の積み重ね

によって生じるものです。

もちろん、すべての子宮筋腫が同じ原因で起こるわけではありません。

ですが、こういった身体からのサインを

まだ大丈夫だろう

と見過ごさず、自分の心身と向き合い続けることが大切です!

また、すでに子宮筋腫と診断されている方も

体質だから仕方ない

と諦めるのではなく、ご自身の生活習慣や心身の状態を見直すきっかけにしていただければと思います。

次回は今回お話しした原因を踏まえながら「子宮筋腫を予防・改善するための養生法」などについてご紹介していきます🌿

不調のない快適な毎日を少しでも早く取り戻せるヒントになれば幸いです🕊