子宮内膜症の原因は子宮の血流だけじゃない!「不調の根っこ」とは

ご覧いただきありがとうございます!
はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。
突然ですが

などのようないわゆる「子宮内膜症」のお悩みを
生理が近づくたびに
「またあの痛みが来るのかな…」
と憂うつになったり、
痛み止めが手放せない毎日に疲れてしまったり。
「体質だから仕方ない」
と諦めていませんか?

一般的に子宮内膜症というと
「子宮内の血流が悪いから起こる」
と考えられることが多いですが、実は子宮内の血流の問題だけではないんです!
古典医学で子宮内膜症は突然なるものではなく
小さな不調の積み重ね
によるものなんです。
そこで今回は子宮内膜症になる本当の原因、「不調の根っこ」についてお話していきたいと思います🍃
不調の根っこは「内臓」にある

子宮内膜症は子宮の血流が悪くなっていることだけが原因ではありません!
結論からいいますと、子宮内膜症は
内臓(五臓六腑)の疲れ
が不調の根っこになっていることも少なくありません。
内臓(五臓六腑)は身体の発電所
内臓(五臓六腑)は、私たちが食べたものからエネルギーを作り出し、身体中へ届ける
身体の発電所
のような存在です。
ですが、発電所の働きが落ちると電気が不足して街全体がうまく機能しなくなります。

私たちの身体も同じで内臓が疲れると血流や代謝、自律神経のバランスにも影響が及び、さまざまな不調が現れやすくなります。
つまり、子宮の血流だけを良くしても発電所の出力が落ちたままでは
- 生理痛がきつくて、薬を飲んでも切れるとまた痛む
- お腹を温めたり、お風呂に入ると痛みはマシになったけど、時間が経つとまた痛む
などのように一時的に改善してもまた繰り返してしまいます。
身体全体にエネルギーを供給する内臓を元気にすることで子宮に必要な栄養や血液が届きやすくなり、本来の回復力を発揮しやすくなります。
そのため、子宮だけに目を向けるのではなく、身体全体に目を向けることが大切なんです!
内臓の「詰まり」が子宮の血流を悪くする

子宮の血流が悪くなり、子宮内膜症になるのはあくまでも「結果」です。
もちろん「冷え」などによっても子宮の血流が悪くなりますのが、多くは
内臓が疲れ、詰まりが生じる
ことが原因です。
私たちの身体は「一本の管(消化管)」になっています。

例えば、食べ過ぎにより、胃腸が疲れてしまった場合(消化不良)
食べたものの消化が追い付かず、胃腸に詰まり(痞)が生じる
ことがあります。
胃腸に詰まり(痞)ができると、下半身に十分な血液を送り届けることができません。
特に子宮や卵巣は手足などと同じように細い血管(毛細血管)がたくさん集まるため、血流が行き届きにくい場所です。
この状態が続いた結果、いわゆる「子宮内膜症」になります。

1.発電所が冷えると、身体は元気をつくれない

私たちの内臓は、ある程度の体温が一定に保たれることで、本来の力を発揮しやすくなります。
ですが
- 冷たい風の当たりすぎ(冷房なども含む)
- 冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎ
- 薄着
などによって冷えると身体は「緊張状態」になり、全身の代謝と血流が悪くなってしまいます。
代謝や血流が悪くなると発電所へ十分な燃料が届かない状態になります。

燃料が不足した発電所では、必要な電気を安定して作り続けることができません。
身体も同じように冷えによって内臓への血流が低下すると
内臓本来の働きを十分に発揮できず、身体全体の代謝にも影響が及ぼす
原因になります。
全身の代謝や血流が悪くなると、子宮内の血流も低下し、子宮内膜症につながることがあります。
※そのほか「冷え」の原因については下記をご覧ください📖
2.睡眠に質の低下は内臓の「回復不足」に

私たちが眠っている間、身体はただ休んでいるわけではありません。
古典医学で夜の睡眠は
疲れた内臓を回復させる時間
でもあります。
日中、休むことなく働き続けた内臓は、睡眠中に身体を修復し、翌日に向けてエネルギーを蓄えています。
しかし
- 不規則な睡眠
- 睡眠時間が短い
- 「寝ても疲れが取れない」など、睡眠の質が良くない
などのような状態が続くと寝ている間に内臓を十分に回復することができません。

その結果、食べ物の消化や吸収、血液をつくる働き、老廃物を排出する働きなどが少しずつ低下し、体全体の代謝や血流にも影響が現れやすくなります。
また、古典医学で睡眠は五臓六腑でも「腎機能」に深く関与しています。
古典医学における腎機能は排尿だけでなく、

などの働きがあります。
そのため、睡眠の質が低下し、腎機能の回復が不十分な状態が続くと
子宮や卵巣が弱り、ホルモンバランスの乱れる原因
にもなります。
※そのほか「睡眠の質」については下記をご覧ください📖
3.食生活の乱れは「詰まり」の源

私たちの内臓は、毎日の食事を消化・吸収し、身体に必要なエネルギーや血液をつくるために休むことなく働いています。
しかし
- 食事の時間が不規則
- 早食い・〇〇ながら食い
- 脂っこい食事や甘いものの摂り過ぎ
- 間食
などで内臓は消化に多くのエネルギーを使いすぎて疲れやすくなってしまいます。

このような状態が続くと
消化が追いつかなくなり、消化不良を起こす
と「詰まり」の原因になり、代謝や血流が悪くなってしまいます。
その結果、子宮にも十分な栄養や血液が届きにくくなります。
子宮だけでなく「内臓」から整えることが大切

子宮内膜症は子宮の血流が悪くなることだけが原因ではありません。
古典医学では日々の生活習慣や食事、ストレスなどによって少しずつ内臓(五臓六腑)が疲れ、その疲れから生じる「詰まり」が全身の代謝や血流を妨げ、
結果として子宮の血流が悪くなる
ことが原因です。

つまり、子宮の状態だけに目を向けるのではなく、身体全体の状態を整えることが子宮内膜症を改善する第一歩です。
もし今、
「何をしても繰り返してしまう」
と感じているなら、子宮だけではなく身体全体に目を向けてみませんか?
身体は毎日の積み重ねで少しずつ変わっていきます。
次回は、ご自宅でもできる「内臓を元気にする養生法」をご紹介します🍃
ぜひお楽しみに🌟


