夏の冷えは女性の大敵!生姜で身体の内側から温めよう


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はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です😌

蝉の鳴き声が響き渡り、本格的な夏の訪れを感じる季節になりましたね☀️

毎日厳しい暑さが続き、冷房や冷たい飲み物が欠かせないという方も多いのではないでしょうか。

しかし実は

夏こそ身体が冷えやすい季節

でもあります!

特に女性は冷えによって生理痛や月経不順、むくみなど、さまざまな不調につながることも少なくありません。

そこで今回は身体を内側から温める生薬としても古くから使われてきた「生姜」の力についてご紹介します🌟

夏こそ知りたい、生姜の魅力


生姜は冬の食べ物」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

しかし、生姜は冬だけでなく

夏の冷え対策

にもおすすめなんです!

夏は冷房の効いた室内で過ごす時間が長く、冷たい飲み物や食べ物を口にする機会も増えます。

その結果、気づかないうちに体の表面だけでなく、体の内側(お腹の中)まで冷えてしまうことがあります。

お腹が冷えると胃腸の働きが低下し、食欲不振や消化不良、だるさなど、いわゆる「夏バテ」の原因にもなります。

そんな夏の冷え対策に役立つと考えられてきたのが

生姜(しょうきょう)

なんです!

江戸時代の書籍「本草綱目(ほんぞうこうもく)」には生姜の働きについて

本草綱目 巻之十七 生姜

生姜の用、五つあり。

風寒を発散す一なり。

脾胃の元気を調え、中を温め、陽を行し、湿を去る二なり。

痰を行し滞を導く三なり。

毒を解し悪臭を去る四なり。

胸膈を利し胃口を開く五なり。

との記述があります。

ここで夏の冷え対策のポイントとなるのが

  • 寒さを発散し、体表の冷えを追い払う
  • 胃腸の働きを高め、お腹を温めて体内の余分な湿気を取り除く
  • 胸や胃のつかえを取り除き、食欲を促す

の3つです!

つまり生姜は

冷房や冷たい飲食で冷えた体を内側から温め、胃腸を元気にする

ことで夏バテの予防としても古くから用いられてきました。

生姜は吐き気の特効薬としても

さらに生姜は

吐き気の特効薬

としても生薬として重宝され、中国・唐代の名医として知られる孫思邈(そんしばく)が

生姜は吐き気に対する聖薬である

と述べているほどです。

古典医学で吐き気が出る原因は

  • 胃が冷えている
  • 胃腸の働きが弱っている
  • 余分な水(湿)が胃内に溜まっている

などによるものが多く、消化力が弱ることで食べたものを下に送ることが出来ず「逆流している状態」です。

そこで生姜を用いて胃腸を温め、余分な水分を取り除くことで吐き気や胃の不快感を和らげる効果が期待できるんです!

生姜のおすすめの取り入れ方


生姜や料理や薬味など様々な取り入れ方がありますが、私がおすすめするのは

生ものや冷たいものを飲食するとき、したときに生姜を取り入れる

ことです!

特に夏は冷たい飲み物やアイス、お刺身やお寿司など、生ものを食べる機会も増えますよね。

こうした冷たいものや生ものは摂りすぎると胃腸を冷やし、消化力が低下します。

そんな時に

  • 食事に生姜を添え
  • 食後に温かい生姜湯や生姜入りのお茶を飲む

などを取り入れ、冷えた胃腸を温めて「中和」することがおすすめです🌟

昔から

お寿司にガリが添えられている

のも、このような知恵が受け継がれてきたからともいわれています。

夏は一定の体温を保つために身体を冷ます必要もあります。

我慢しすぎるのではなく、生姜を上手に取り入れながら、夏でも胃腸をいたわる習慣を意識してみてください😊

生姜と乾姜(かんきょう)の違い


実は漢方で使われる「生姜」と「乾姜(かんきょう)」は同じショウガでも働きが少し異なります。

乾姜(かんきょう)は

生姜を蒸したり乾燥させたりすることで温める力がさらに強くなった

生薬になるんです!

例えるなら

  • 生姜:冷えた身体をやさしく温めるカイロ
  • 乾姜:身体の芯にある炭火にもう一度火を入れるような存在

のような違いがあります。

そのため、乾姜は

慢性的な冷えや下痢、冷えによる腹痛

などに用いられてきました。

市販の「しょうがパウダー」は漢方でいう乾姜とは異なりますが、乾燥させることで身体を温める力が高まる点では乾姜に近い性質を持つ食品です。

温めすぎも時には「毒」になる


生姜が身体を内側から温めて冷え対策になるといっても

温めすぎはむしろ逆効果

になることがあるため、注意が必要です!

江戸時代の書籍「本草綱目(ほんぞうこうもく)」には

八九月に多く姜を食えば、春に至て眼を患へ、命を損ない、筋力を減らす

との記述があります。

食べ過ぎると必ず命を損なうわけではありませんが、つまり

温めすぎるのも時には毒になる

ということです!

そのため、生姜は「食事に添えたり、味付けや薬味」として取り入れるようにしましょう。

食事が健康は身体をつくる土台に


古典医学では

医食同源(いしょくどうげん)

という言葉があるように、毎日の食事は健康な身体をつくるための大切な土台です。

生姜は古くから

  • 身体を温める
  • 胃腸の働きを整える
  • 吐き気や胃の不快感を和らげる

などの目的で用いられ、夏の冷え対策にも役立てられてきました。

とはいえ、「身体に良いから」と何でもたくさん摂れば良いというわけではありません!

大切なのは自分の体調や季節に合わせて、必要なものを適量取り入れることです。

冷たい飲み物や生ものを食べる機会が多い夏は生姜を薬味として添えたり、食後に温かい飲み物と一緒に取り入れたりするだけでも、胃腸をいたわる習慣につながります🍃

毎日の食事に生姜を上手に取り入れながら、この夏も元気に過ごしていきましょう😊