毎月つらい生理(月経)前のPMSを改善する方法②
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はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。
生理(月経)が始まる3〜10日ほど前から起こる、心や身体のさまざまな不調のことを一般的には「PMS(月経前症候群)」といい、不調を感じる女性も多いのではないでしょうか?
実際、私自身も経験しています。
ですが、古典医学で生理前の不調はあって当たり前のものではなく、「からだ」と「こころ」が頑張りすぎているサインのひとつです。
そこで前回は毎月つらい生理(月経)前のPMSの原因についてご紹介しました。
※詳しい内容は下記の記事をご覧ください📖
今回はそんな毎月つらいPMSを改善する方法をご紹介していきたいと思います!
休める身体をつくることが大切

前回、お伝えしたようにPMSは「自律神経」がカギを握っています。
生理(月経)前になると身体は生理を起こす準備に入るため、女性ホルモンが大きく変動するのは「正常」なことですが
普段から頑張りすぎていて(自律神経の乱れ)身体がその変動にうまく順応できない
ことがPMSの原因です。
特に女性ホルモンは「副交感神経」によって働き、自分の含め、現代人の多くは「交感神経」が働き過ぎています。
つまり、
身体がフル活動でリラックスできていない
のです。
副交感神経は「リラックス・回復時」に働くため、身体がリラックスできていないと生理をスムーズに起こすことができません。
そのため、毎月つらいPMSを改善するためには頑張れる身体ではなく
休める(リラックスできる)身体をつくる
ことが大切です🕊
※そのほか「自律神経」についての詳しい内容は下記をご覧ください📖
毎月つらいPMSを改善する3つの習慣
日頃から自律神経が乱れやすいとPMSにつながるため、自律神経を整え、休める身体をつくるには
- 目や脳を使い過ぎに気をつける
- 深呼吸(腹式呼吸)をする
- 消化しにくいものは控えめに
を取り入れることが大切です🌟
1.「光」は自律神経のスイッチそのもの

現代では日常的に欠かせなくなっているスマホやPC、テレビなどの電子機器ですが、光は「自律神経のスイッチ」になります。
目や脳を使いすぎると
たくさんの情報を処理するために頭がフル活動
するため、交感神経ばかりが働く原因になります。

特に寝る前は一日の疲れを回復するために「副交感神経」が無理なく働くことで、質のいい睡眠をとることができます。
しかし、寝る直前までスマホやテレビなどの「光」を入れ続けていると交感神経が働くため、副交感神経への切り替えがうまくいかなくなります。
すると睡眠の質が下がり
寝ても疲れが取れない=身体がリラックスできていない状態が続く
ため、自律神経が乱れ、PMSの原因になります。
お仕事柄、電子機器が手放せない方も多いと思いますので、まずは
寝る前スマホ
を減らすように心がけましょう!
2.浅い呼吸が身体を休めにくくする

呼吸も「自律神経」によって調整されており、互いを影響し合う関係(相互関係)にあります。
例えば
ストレスや緊張すると呼吸が浅くなったり、速くなったりする=交感神経が昂っている
というように自律神経が呼吸に反映され、呼吸もまた自律神経を調整しています。
頑張りすぎて呼吸が浅くなったりすると自律神経が乱れ、PMSの原因につながるため、日頃から「呼吸」を意識することが大切です🍃

特に寝る前はリラックスや回復時に働く「副交感神経」に切り替え、質のいい睡眠にはいることができます。
ですが日頃から自律神経が乱れ、呼吸が浅くなっていると自律神経の切り替えをうまくいかず、質のいい睡眠が取れなくなります。
これが「休めない身体(寝ても疲れが取れない)」につながる原因になります。
内臓の疲れも呼吸が浅くなる原因に

内臓が疲れていても呼吸が浅くなります。
古典医学では
内臓が疲れるとお腹が硬くなる→お腹の筋肉が緊張する→呼吸が浅くなる
という考えがあります。
例えば「食べ過ぎたりするとお腹(胃あたり)が張ってくる」のと同じように、内臓の状態が関係の深い筋肉に現れることがあります!
一般的にはこの現象を「体性内臓反射」といい、特に「お腹」に内臓の状態が現れます。
お腹の筋肉が緊張すると必然的に呼吸が浅くなるため、自律神経が乱れやすくなる原因になります。
日頃から緊張しやすいかったり、力が入りやすい方は
深呼吸(腹式呼吸)
し、力を抜くようにしましょう🕊
3.消化しにくいものの摂りすぎは「内臓の疲れに」

内臓も自律神経によって調整されており、その多くは「副交感神経」で働きます。
なかでも胃腸は他の内臓と比べ、休める時間が少なく頑張り屋さんのため
胃腸に負担をかけすぎない
ことがとても大切です!
特に
- 脂っこいもの(バター含む)
- 甘いもの
- 小麦
- 乳製品
- アルコール
などは消化に時間がかかるため、食べ過ぎると胃腸が「なんとかして消化しよう!」と頑張りすぎてしまいます。
胃腸が頑張りすぎるということは副交感神経だけでなく、「交感神経」も働きます。
すると自律神経の切り替えがうまくいかず、生理前になると女性ホルモンの変動にうまく追いつけなくなります。
消化しにくいものを断つ必要はありませんが、摂りすぎには注意しましょう!
内臓を元気にすることがPMS改善の近道

私たちの身体を「植物」に例えると
- 内臓(五臓六腑)=根っこ
- PMSなどの不調=枝葉
を指します。
ただ、枝葉が枯れているだけであれば取り除けば解決しますが、植物が枯れる原因のほとんどは
根っこの弱り
です。
根っこが元気でなければ、水を与え続けても吸収できないため植物が枯れやすくなってしまいます🍃
私たちの身体も同じように、根っこの部分である内臓(五臓六腑)が元気でなければ健康を維持できません。
内臓が元気になれば、自律神経も整います。
これがPMSを根本的に改善する近道になります!
毎月つらいPMSを「あるのが普通、体質だから」と諦める必要はありません。
本来、私たちの身体はもっと軽やかで穏やかに過ごせる力を持っています。
当院では「優しい和の鍼灸術」を用いて内臓から元気にし、ホルモンバランス(自律神経)を調え、不調のない快適な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください🕊


