毎月我慢してませんか?その生理(月経)痛、改善できます①

ご覧いただきありがとうございます!
はりきゅう はまだ三禄堂の井久保(いくぼ)です。
突然ですが、女性のみなさん。

など、毎月つらい生理(月経)痛を我慢することが当たり前になっていませんか?
私の友人でも生理痛で悩んでいる子が多く、相談を受けることも少なくありません。
特に現代の女性は
- 家事、育児
- 夜勤や夜遅くまでの残業
- ストレスや緊張
- 不規則な睡眠
などによって「休まりにくい身体」になっています。
でも実は
その生理痛、改善できるんです!
ですがそもそもなぜ、生理痛が起こるのでしょうか?
今回はまず、生理痛の原因をご紹介していきたいと思います🍃
冷えだけじゃない、生理痛の原因

実は古典医学で生理痛は「あって当たり前」ではありません。
生理痛はない、もしくはごく軽い
ことが理想だとされています。
生理痛が起こる主な原因としてあげられるのが
不通則痛(ふつうそくつう)
です。
不通則痛とは
「通じざれば則ち痛む」
全身の巡りが滞ると痛みが生じるという意味があります。

本来、生理が起こる際に血液が子宮内に集まり外へ出そうします。
ですが、何等かの原因によって骨盤内の血流が悪くなっているとスムーズに外へ出せません。
それでも身体が
「なんとかして生理を起こそう!」
と頑張っている際に痛みが生じます。
つまり、様々な原因が重なり合い、「骨盤内の血流が悪くなる」と生理痛につながるということです。
生理痛は万病のもとに!

女性にとって生理はただ妊娠・出産のために毎月くるものではありません。
女性の心身の状態を表す鏡
でもあります!
江戸時代の書籍である「医方大成論和語鈔」には
医方大成論和語鈔:六十一 婦人調経衆疾論
其所因を究むるに、多くは月水の調はざるに由て、諸證變生す。
(根元は月水(生理)の調らぬより、其が變(へん)じて諸病となる。)
大概婦人の疾、経候期の如くなるを以て安しと為す。
(経候は月水の通ずる約束の時なり。期の如くとは、毎月遅くも早くも無きを無病とする。)
或は期を愆ること有らば、當に其冷熱虚實を審かにして之を調ふべし。
(期を愆(あやま)るとは、常より早く又は遅きを云)
との記述があります。
つまり
病の根本は、月水(生理)が整っていないことにあり、それが変化してさまざまな病となる
ということです。
古典医学では
生理の状態を安定=女性の健康を維持
のため生理痛などを放置していると、大きな病(婦人科疾患など)につながる原因にもなります。
※生理(月経)についての詳しい内容は下記の記事をご覧ください📖
女性の健康を支える「腎」の力

古典医学でいう腎は、単なる腎臓ではなく
- 成長や発育、発達
- 生殖機能(子宮・卵巣)
- 生命力
などを支える働き全体を指します。
古典医学の最も基本となる「黄帝内経」には
黄帝内経 素問:上古天真論篇
女子は七歳にして腎気盛んに 歯更り(永久歯になり)髪長ず
ニ七(十四)歳にして天癸至り 任脈通じ 太衝の脈盛んにして 月事時を以て下る 故に子有り
※天癸(てんき):女性の成長や月経、妊娠に関わる生命エネルギー
と「五臓の腎と生殖機能(子宮・卵巣)の深い関係性」についての記述が残っています。

つまり、女性は
五臓の「腎」が無理なく働くことで生理を起こし、妊娠・出産ができるようになる
ということです。
この腎が頑張りすぎてしまうと生理痛だけでなく、生理トラブル全般につながる原因になります。
内臓の詰まり(痞)が腎の弱りを生む

腎の働きが弱くなり、骨盤内の血流が悪くなるのは
内臓の詰まり(痞)
によるものが多いです。
私たちの身体は「一本の管(消化管)」になっています。

例えば、食べ過ぎにより消化不良が起こすと胃腸は「なんとか消化しよう!」と
胃にたくさんの血液を集めます。
ですが、胃に血液が集まりすぎると血流が悪くなり
鬱血(うっけつ)したような状態
になってしまいます。
胃の周りで血流が悪くなると、腸や子宮・卵巣の周りも必然的に血流が悪くなります。
これが内臓の詰まり(痞)によって腎の働きが弱り、生理痛を起こす原因です。
内臓の詰まりは自律神経の乱れにもつながる

内臓は自律神経によって調整されています。
自律神経とは文字通り
「自ずと律する神経」
無意識下で調整をしている神経のことです。
例えば
- 生理を起こす
- 心臓を動かす
- 呼吸をする
など、自分で意識しておこなっているものではありませんよね?
これらは自律神経が無意識に調整しているからなんです!

自律神経には
- 交感神経:スイッチオン(活動・緊張・頑張るとき)
- 副交感神経:スイッチオフ(休息・リラックス・回復するとき)
の2つあり、これらは「シーソー」のようなバランスで成り立っています。
内臓の多くは「副交感神経」によって調整されており、生理を起こすのに欠かせない「女性ホルモン」も同じです。
内臓が疲れていると副交感神経がうまく働かなくなるため、女性ホルモンにも影響を及ぼします。
女性ホルモンがうまく働かないけど、頑張って生理の出血を促そう
とする力がぶつかるとこれも「生理痛」の原因になります。
原因を知ることが改善の第一歩

つまり生理痛は、単なる「体質や冷え」だけではなく
- 内臓の疲れ
- 自律神経の乱れ
などによって
骨盤内の血流が悪くなり、子宮や卵巣が頑張りすぎているサイン
です!
毎月当たり前のように我慢していると、それが「普通」になってしまいますが、本来はもっと気楽に過ごせる力を持っています。
だからこそ「仕方ない」で終わらせず、まずは
自分の身体の状態を知ること
がとても大切になります🍃
次回は「生理痛を改善する方法」について詳しくご紹介していきます📖
「毎月のつらさを少しでもラクにしたい」
そんな方の参考になれば嬉しいです。


