「からだ」と「こころ」を調える【和の鍼灸術】

ご覧いただきありがとうございます!

はまだ三禄堂の井久保眞子(いくぼまこ)です😊

今日は当院のコンセプトでもある【和の鍼灸術】についてご紹介していきたいと思います。

やさしく、繊細な【和の鍼灸術】

和の鍼灸術とは、日本の精神(和魂(やまとだましい)と中国から伝来した学問・知識(漢才(からざえ))の両方を兼ね備え、融合して実践するという考え方である「和魂漢才(わこんかんさい)」(原典は藤原道真の『菅家遺誠』という諸説あり)をもとに

中国から伝わった鍼灸を日本の風土・文化・感性の中で独自に発展した鍼灸術のことです。

この【和の鍼灸術】に古の中国・日本の知識と知恵を使って、身体のバランスを整える「古典鍼灸」の治療を取り入れています。

やさしく、繊細な日本伝統の鍼灸術で病名を治す(対処療法)のではなく、身体が本来持っている「治す力(自然治癒力)」を取り戻すことを大切にしています。

「はりきゅう」と聞くと「太くて固い鍼で刺されるのは痛そう」というイメージを持たれている方が多いと思います。

ですが、その多くは「中国鍼」を連想している方も多く、実際に中国鍼を受けた方からは「とても効果は感じられるけれど、刺激が強く、自分は苦手だ。」という声も耳にします。

それに対し、当院では日本古来より伝わる「和鍼(わしん)」を使用しています🪡

和鍼(わしん)とは

  • 細く、繊細な鍼:髪の毛よりも細く、しなやかで弾力性のある鍼
  • 鍼管の使用:鍼を刺す際は「鍼管(しんかん)」という日本独自の筒状の道具
  • より正確にツボへのアプローチができる

を使うため、ほとんど痛みを感じることがありません。

この技法は、現在の日本の鍼灸で広く使われており、いわば「和鍼の基盤」となる技術でもあります。

ですが、「切皮(せっぴ)」という鍼が皮膚に刺さる瞬間に軽くつねられたような痛みがまれに生じる場合があります。

また症状が重い場合や鍼がツボに当たると「ズーン」と重だるい響きが生じる場合もありますが、必ずお声がけしながら治療を進めていきますので、ご安心ください😌

さらに当院の【和の鍼灸術】では

  1. 鍉鍼(ていしん)
  2. 打ち鍼(うちばり)

という「刺さない鍼」を用いた施術方法もあります。

1.鍉鍼(ていしん)

鍉鍼(ていしん)とは古代中国の医学書「黄帝内経 霊枢」に記載されている鍼の一種で、黍(きび)や粟(あわ)のように鍼先が丸く、皮膚を優しく刺激する鍼です🪡

鍉鍼は先ほどご紹介した和鍼とは異なり

  • 刺さない
  • 痛みがなく、優しい刺激
  • リラックス効果が高い
  • 子どもにも使える(小児はり)

などの特徴があります。

古代中国の医学書に鍉鍼は身体が頑張りすぎて元気がないとき、ツボを優しく刺激することで「体力の底上げ」をする効果があると記載されています。

例えば消化不良により胃腸が疲れているとき、鍉鍼で胃腸と関係が深いツボに優しく刺激すると体力が底上げされ、胃腸の元気を取り戻すことができます!

そもそも「皮膚を優しく刺激するだけで内臓を元気にすることはできるの?」と思う方も少なくないと思います。

皮膚は「第三の脳」

「皮膚」と「内臓」は深い関係があり、皮膚は「第三の脳」ともいわれています。

いわゆる「体性内臓反射」のことです。

内臓の機能低下や疲労が「自律神経」を介して脳に伝わり、関連する筋肉や皮膚に「凝り・痛み・緊張」などとして表れる現象のことです。

例えば食生活が乱れると吹き出物やニキビができる、肌荒れがでたり、月経がくるとお腹や腰が痛くなるなどと同じ原理です。

鍉鍼で皮膚を優しく刺激し、に働きかけることで刺さない鍼でも内臓を元気にすることができます💫

2.打ち鍼(うちばり)

さらに、当院では鍉鍼だけでなく「打ち鍼」という技法もあります。

当院では戦国時代からある「夢分流腹診」という方法を用い、内臓の状態を診ていきます。

例えば「胃」や「小腸・大腸」に配当されている部分が硬くなっていると消化不良により胃腸が疲れている証拠になります。

また女性の場合、月経不順や月経痛があると子宮や卵巣と関係が深い「腎」の部分が硬く張っていることがあります。

この内臓が疲れて硬くなっているお腹に先の丸い鍼を用いて「コンコン」と木づちで叩くことでお腹を柔らかくし、内臓を元気にするのが「打ち鍼」の特徴です🪡

摂ったものを出せる身体をつくるのが「本当の健康」に

内臓を元気にし、「からだ」と「こころ」の毒素をしっかり排出できる身体をつくることが「本当の健康」につながる第一歩です。

鍼灸を受けたことがなく、「痛みがないか不安だった」という声を多くいただきます。

当院では和鍼と刺さない鍼でやさひく、繊細な施術をさせていただきますので、ご安心ください。

どうしても鍼が怖いという方には「刺さない鍼や指はりのみ」での施術もおこなっておりますので、お気軽にご相談ください🍃