ジメジメと湿度が高くなると起こる”からだの不調”の改善法②

こんにちは!

芦屋 鍼灸・はりきゅう はまだ三禄堂の濱田です。

ジメジメと湿度が高くなるこの時期は…

  • 手や足の浮腫みが気になる…
  • 腰がダル痛くなって、座っているのがツライ…
  • 頭痛やめまいで寝込んでしまう日がある…
  • 食欲がない、お腹が張ってしんどい…
  • 吐き気・嘔吐で食べられなくなる日がある…
  • からだがダルくて憂鬱になる、やる気が出ない…

などの症状が増えてしまいますね…

前回の記事では、ジメジメと湿度が高くなると起こってくる不調の原因について書きました。

ジメジメと湿度が高くなると起こってくる不調の原因は、からだの中に余分な水分(湿邪)が溜まってしまうことにあります!

その原因は大きく分けて…

①気候などが原因で溜まる湿邪(天湿)

②生活環境などが原因で溜まる湿邪(地湿)

③食生活が原因で溜まる湿邪(飲食の湿)

④汗をかくことによって溜まる湿邪(人の為す湿)

以上の4つに分けられます。

これらの4つの原因が重なり合って、ヒトの身体に悪影響を与えてしまいます。

ここで一番ポイントとなるのは様々な不調の原因が、

ジメジメと湿度が高くなる気候のせいだけではない

ということですね。

「気候のせいだから仕方がない…」と諦めてしまう前に【自分の身体を湿度に強くすること】がとても大切になります。

そのためには、

内臓を元気にして、普段からしっかりと身体の中の”余分な水分”をデトックスしておくことが最も重要になります!

そうすると、

ジメジメした気候が続くなどのからだに負担がかかっても、体内の水分量が飽和状態にならないので、からだの不調は出てきません。

では、どうすれば上記のようなツラい症状から卒業して、快適な生活が送れるようになるのか?

今回はそのデトックス方法をご紹介します。

東洋医学におけるからだの余分な水分のデトックス方法

江戸時代に書かれた書籍「医方大成論和語鈔」よりご紹介します。

○法は當に小便を疎利するを先と為すべし。

湿病を治療する法は、猪苓、澤瀉の類を以って水道を疎して、小便を通利するを以って治法の先がけとするべしとなり。
此れ仲景の法にして小便を利するに非れば、湿病の治には非るなり。

◯決して軽易に汗し、下し並びに火を用いて、攻むべからず。

決して軽々しく、意易すくおもい取りて、妄りに汗し、或は大便に下し、並びに灸火を用いて攻めるなどのこと有るべからずと也。
湿症、妄りに汗すれば陽を亡して、湿、益々深し。

妄りに下すときは則ち、脾胃を損して湿、また深し。

灸火を用いて攻めるときは則ち、陰湿と陽火と内外、相い争いて反って元気を損ずればなり。

按ずるに、軽易の二字を以って眼とすべし。蓋し湿邪陽分に在るが如きは、微々に汗を取りて愈るとす。若し其の汗に過ぎるときは則ち、大害あり。

(医方大成論和語鈔より引用)

【訳】

簡単に訳しますと…

湿度によって身体が不調になる症状の治療法は、まずは小便を疎利(そり)することを第一に考えるべきである。

決して軽々しく、妄り(みだり)に汗をかいたり大便に下したり並びにお灸を用いて攻めて(新陳代謝を高めて、無理に出す治療をすること)はいけない。

湿度による不調の場合、妄りに汗をかきすぎると、身体の陽(元気)が亡くなり、からだの中の湿が余計に深く入ってしまう。(症状が重くなる)

妄り(みだり)に大便などで下すと、脾胃などの消化器系が弱ってしまい、からだの中の湿がまた深くなってしまう。(症状が重くなる)

お灸を用いて攻める治療をする(新陳代謝を高めすぎる)と、反って元気を損なうこともある。

湿邪が体表にある場合は、微々に汗をかかせると治る。

もし汗をかき過ぎる、からだに大害がある。

【ポイント】

一番大切なポイントは、ジメジメと湿度が高くなると起こってくる不調を改善するためには、先ずは【利尿】“おしっこ”としてデトックスするべき!ということです。

湿度が高くなると起こってくる不調は、体内の水分量が飽和状態になってしまうことで起こります。

ですので、

まずは“おしっこ”として、身体の中の汚い水(毒素)を排出することがとても重要になります。

そして注意事項として、

軽々しく、大汗をかいたり、便秘薬などでお腹を下すようなことはしてはいけないと書いてあります。

現代で考えると…

  • サウナや岩盤浴などで大量に汗をかく
  • 便秘薬で無理矢理に便をだす

などをしてしまうと【大害】(逆にからだが悪くなる)が起こってしまうことがあります。

大量に汗をかいたり、お薬で無理矢理に便として出すことは、身体にとっては、とても体力を消費します。

体力が充分にあるかたは問題ないのですが、

元々体力がないかた、内臓が弱っているかたなどが大量に汗をかいたり、便秘薬などで無理矢理出すと、身体は疲れてしまい、余計に体調が悪くなることもあります。

正しく自然にデトックスしましょう!

先程も述べたように、湿度によって身体が不調になる症状の治療法は

  • “おしっこ”として出すこと。
  • 体の表面の症状の場合は、“微々に汗をかく”こと。

になります。

この二つをしっかりと行うことで、ジメジメと湿度が高くなると起こってくる不調を改善することが出来ます。

はりきゅう はまだ三禄堂おすすめデトックス方法

① 腎機能を高めて、質の良いおしっこを出しましょう!

からだの余分な水分を“おしっこ”として、しっかりとデトックスするためには、腎機能を高める事が重要になります。

腎機能が高まると、しっかりとした質の良い“おしっこ”がでるようになるので、からだの中の汚い水分がデトックスされます。

腎機能を高める方法

⑴夜0時までには寝る

腎機能を高めるためには、腎が一番休まる時間に睡眠をとることが重要です。

22時~2時の間が、腎が一番回復する時間なので、この時間に睡眠をとることがとても大切になります。

⑵ 睡眠の質を高める

眠る時間を十分にとっても、睡眠の質が悪いと、腎機能か回復しません。

寝る直前まで、パソコンやスマートフォンをしたりしていると、睡眠の質が下がってしまうので、できるだけ控えましょう。

⑶ 眠る前の3時間は食事を控える。

眠る3時間以内に食事をとってしまうと、寝ている間にも胃腸が働かないといけなくなります。

寝ている間に胃腸が働いていると、睡眠の質が低下して、腎機能の回復の邪魔をしてしまうので、要注意になります。

※これらは、現代人に生活リズムを考えると難しい場合が多いですが、なんでもメリハリが大切です。

毎日は難しくても、体調が悪い時は意識しておこなうと腎臓機能が高まり、からだの不調が改善されます。

② 食事・飲み物に気を付ける。

“甘いもの”の食べ過ぎ

飲み過ぎ“冷たいもの”の食べ過ぎ

飲み過ぎビールなどの利尿作用があるお酒の飲みすぎ

これらの過剰摂取は、胃腸を弱らせてしまうだけでなく、腎機能も弱らせてしまいます。

腎機能が弱ると、おしっこの回数や一回に出る量が減る場合もありますが、逆におしっこの回数の増加(多尿)することもあります。

おしっこの回数が増えたらよいのでは?

と思われるかもしれませんが、腎機能が弱った状態でおこる多尿は、おしっこの色が薄くなったりします。

おしっこの色が薄いという事は、からだの汚い水分が出ていないサインになりますので、“質の良いおしっこ”ではありません。

こういった腎機能が弱った多尿も、からだの中に汚い水分が溜まる原因になりますので、注意が必要です。

【おすすめ食材】

薏苡仁(よくいにん)

所謂、はとむぎ

薏苡仁(はとむぎ)は、漢方薬の生薬の一種で効能としては、

湿熱(からだに汚い水分が溜り、からだが熱くなるなど)を去る。

脾胃(消化器)を健やかにする。

筋骨の拘孿(こむら返り)を治す。

小便・熱淋を利す。

以上があります。

いつものご飯に混ぜたりするだけでも良いので、気軽にできますので、おすすめです。

③ 微発汗する

運動大量の発汗は、からだが弱ってしまっているかたには、反って症状を悪化させる可能性もあります。

ですので、

サウナや岩盤浴、よもぎ蒸しなどは、体力がある方にはおすすめですが、元々体力がないかた、内臓が弱っているかたは、まずは、微発汗するために軽めの運動から始めましょう!

おすすめは、

ウォーキングなどの有酸素運動で、連続30分程の早歩き

背中全体から、ほんのりと汗をかけるようになると、からだの余分な水分を優しくデトックスできるので、反って症状を悪化させる心配もなく安心です。

ただし、

暑くなる時期は、朝など涼しい時間帯を選びましょう。

④ 内臓機能を高める

当院では日本古来の【和の鍼灸術】で、優しくお腹を刺激して、五臓六腑(内臓)の働きを高めていきます。

内臓の弱りや不調が起こると、お腹の筋肉が硬くなったり、張ったりします。

また、場合によってはお腹が冷たくなったりもしますね。

お腹の反応(硬い・ツッパリ・冷え)を【和の鍼灸術】で優しく刺激して、お腹全体を柔らかくして、内臓の働きを活性させます。

内臓の働きが活性すると、おしっこの質が高まり、しっかりとからだの中の汚い水分がデトックスできるようになります。

五臓六腑(内臓)は、車で例えると、“エンジン部分”になりますね。

根本であるエンジン部分が弱ってしまったり、疲れすぎたりすると、

腎機能も弱まって、からだの汚い水分が正しくデトックスされにくくなる。

からだの新陳代謝のバランスが乱れて汗をかけない…もしくは、顔や首からばかり汗をかくなどの“のぼせ”症状がおこる。

その結果、

からだの中に汚い水分が溜まり、ジメジメと湿度が高くなるこの時期の様々な不調につながります。

からだのエンジン部分である五臓六腑(内臓)に着目して治療する!

これが当院がおこなう【和の鍼灸術】の特徴になります。

【まとめ】
  • 手や足の浮腫みが気になる…
  • 腰がダル痛くなって、座っているのがツライ…
  • 頭痛やめまいで寝込んでしまう日がある…
  • 食欲がない、お腹が張ってしんどい…
  • 吐き気・嘔吐で食べられなくなる日がある…
  • からだがダルくて憂鬱になる、やる気が出ない…

これらのジメジメと湿度が高くなると起こる”からだの不調”の改善するためには、内臓を元気にして、普段からしっかりと身体の中の”余分な水分”をデトックスしておくことが最も重要になります!

そのデトックス方法は…

質の良い“おしっこ”として出すこと。

体の表面の症状の場合は、“微々に汗をかく”こと。

になります。

サウナや岩盤浴、よもぎ蒸しなどは、体力がある方にはおすすめですが、元々体力がないかた、内臓が弱っているかたは、まずは微発汗するためにウォーキングから始めましょう!

はりきゅう はまだ三禄堂おすすめデトックス方法

① 腎機能を高めましょう.
② 食事・飲み物に気を付ける。
③ 微発汗する運動
④ 内臓機能を高める

これらのしっかりと行い、湿度に強い身体作りを行うことで、

手や足の浮腫み、腰の痛みやダルさを改善して、頭痛やめまい、吐き気や嘔吐で寝込むこともなくなり,美味しくご飯も食べられて、からだと心の両方がスッキリする!快適で充実した毎日が送れるようになります。

ぜひ、まずは出来そうなことから取り組んでみて下さい。

肩こりや腰痛はもちろん、

頭痛、のぼせ、めまいなど、

更年期障害、プレ更年期障害、

PMS、うつ病・自律神経失調症などの

原因が特定しづらい不定愁訴(症状が定まらないツライ症状)でお悩みの方は、当院の日本古来の優しい【和の鍼灸術】で、内臓の働きを改善して、さまざまなツライ症状を解決してみませんか?

一度、気軽にご相談ください(^^)/

多くのかたが、原因が特定しづらい不定愁訴を改善し、精神的なストレスを和らげ、快適な生活を送れるように、今後とも正しい知識と治療技術を提供していきます。

芦屋市内はもちろん、 明石・神戸・西宮・大阪市内からも交通手段が便利!

芦屋 鍼灸・はりきゅう はまだ三禄堂の濱田でした(^^)/

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