こんにちは!
芦屋 鍼灸・はりきゅう はまだ三禄堂の濵田です。
今回は、
寒い日や暖かい日が繰り返される時期に、とても増えてしまう“ぎっくり腰”について書いていきます。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは【急に腰に痛みが走る症状】の総称です。
総称なので、その痛みなどの症状はピンからキリまであります。
ぎっくり腰の主な症状
- 動作の瞬間に腰に激痛が走り、動くことが困難…
- 最初は違和感程度で、時間の経過と共に腰痛となり悪化…
- 腰の痛みで上半身を起こすことができない…
- 一度、横になると、起き上がるまでに痛みで時間がかかってしまう…
- おじぎをすることも、体を反らすこともできない…
- くしゃみ、咳で痛みが強まる、腰に痛みが響く…
- 寝返りが痛くて、寝る姿勢を変えることが困難…
- 腰からお尻、足にかけて電気が走るように痛む・しびれる…
これらの症状をまとめて“ぎっくり腰”と言います。
ぎっくり腰になったときはどうする?
一般的には、シップを貼ったり、市販の痛み止めを飲んだりする方が多いですね。
急な痛みなので、保冷剤や氷枕などでアイシング(冷やす)をされるかたもいます。
しかし、
腰の状態によっては、冷やしてしまうと悪化することもあるので注意が必要です。
冷やすor温めるはどうやって判断する?
ぎっくり腰になった場合、
温めるのか?冷やすのか?の判断は、
一度、お風呂の湯船に入って温めて「腰の痛みがどうなるか?」で判断してください。
これが一番、確実です!
お風呂に入ると痛みが軽減する場合、もしくは痛みが悪化しない(変わらない場合でもOK)は、冷えが原因で起こったぎっくり腰の可能性が高いので、ドンドン温めてあげて下さい。
また、
温めて、血流が良くなると痛みが改善するので、動けるようであれば、20分程、ウォーキング‘などをしてあげると痛みは早く治ります。
※痛みがキツイ場合は、無理はしないようにしてください。
※お風呂に入って、痛みが悪化する場合は、その後、冷やして痛みを軽減させてください。
冷やすべき時はどうする?
お風呂に入って、腰の痛みが悪化する場合は、2日~3日間、しっかりと冷やすようしてください。
冷シップで良いの?
熱感があって、炎症反応があり、お風呂に入って痛みが悪化する場合は、冷シップでは芯まで冷えないこともあります。
ペットボトルの水にシップを貼って冷えるのか?
というと、冷えませんね。
からだの芯をひやすためには、シップでは不十分なときがあるので注意が必要です。
保冷剤などで冷やしても良いですか?
保冷剤で冷やすことは、お手軽で良いのですが、冷えすぎて“低温やけど”をしてしまうことがあるので、気を付けないといけません。
安全にからだを芯から冷やす場合は…
安全にからだを芯から冷やす場合は、氷袋(氷嚢)で冷やすことが一番おススメ!
氷を半分入れて、残り半分は水を入れる。
そうすると、氷が解けてくれるので、低温やけどの心配はありません。
そして、
痛みがある場所に当てて、20分~30分程、冷やしてください。
そうすると、熱感がとれてきて【痛み】が改善します。
温める場合はどうする?
お風呂に入って痛みが改善する場合は、まずはお風呂の湯船にゆっくり入って、からだ全体を温めるようにしてください。
日中は、お腹と腰にカイロを当てて、これ以上、冷えないように心掛けて下さい。
腰とお腹は、からだの表と裏の関係なので、お腹が冷えてしまっても、腰に痛みが出てきます。
そのため、お腹もしっかりと温めるようにすると、腰の痛みは改善されやすいです。
お腹に張る場合は、臍の下3センチくらいに張ることがおススメです。
この場所は、丹田と言われて、からだの元気の中心になる場所です。
この丹田を温めてあげると、からだ全体が暖まるやすいです。
腰は、痛みがあるところ、もしくは仙骨の上(骨盤の上)に貼ると、骨盤の中の循環が改善されて、痛みの改善に繋がります。
※カイロを貼っていて、汗をかいてきた場合は、すぐに外してください。汗をかくと、からだが冷えます。
ぎっくり腰になった場合は…
急に腰が痛くなった場合は、まずは出来るだけ、素早く、治療することが肝心です!
鉄は熱いうちに打て!
という言葉があるように、痛めた時はすぐに治療することが、一番大切になります。
痛みがあるまま、騙しだまし動いていると、痛みが悪化して、どうしても治りは遅くなってしまいます。
繰り返してしまうぎっくり腰・季節や気候が変わる時期に起こる腰痛対策
これらの症状は、腰を痛めた時にきっちりと治療し切れていないことが原因です。
先程も述べたように、
痛めた時に、出来るだけ、素早く、きっちりと治療することが大切ですね。
そして、
予防するためには、普段から、腰から足にかけての血流を改善しておくことが重要です!
- 普段から座っていることが多い…
- 長時間、立ちっぱなしが続く…
- 歩くことが少ない…
これらどうしても現代人が陥りやすい動作や状態が続くと…
- お腹や足が冷えることが多い…
- 便秘・下痢などの胃腸の不調
- 生理前の体調不良・生理痛がキツイ…
などの内臓の不調にも繋がります。
その内臓を不調が続くと…
さらに、骨盤から足の血流がさらに悪くなるので、繰り返してしまうぎっくり腰・季節や気候が変わる時期に起こる腰痛が起こってしまいます。
これらの腰の痛みから卒業するためには、
骨盤の中から足の血流を改善して、
胃腸などの内臓の働きを高めて、
“からだの毒素”をしっかりと排出することが大切になります。
そして、
しっかりとからだの毒素をデトックス出来ることが、
頭痛、吐き気、顔汗、肩こりや腰痛、のぼせ、めまいなど、更年期障害・プレ更年期障害・PMS・うつ病・自律神経失調症などの、原因が特定しづらい不定愁訴(症状が定まらないツライ症状)の改善にも繋がります。
繰り返してしまうぎっくり腰・季節や気候が変わる時期に起こる腰痛でお悩みの方は、当院の日本古来の優しい【和の鍼灸術】で、骨盤から足の血流を改善して、内臓の働きを高めて、しっかりとデトックスできる“からだ作り”を行い、さまざまなツライ症状を解決してみませんか?
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芦屋市のはりきゅう院 はまだ三禄堂でした(^^)/