芦屋 鍼灸・はりきゅう はまだ三禄堂の濵田です。
最近、お悩みとして、とても増えているものに自律神経のトラブルがあります。
頭痛・肩凝り・不眠症
めまい・耳鳴り
手足の冷え・のぼせ・顔汗
女性ホルモンに関わる更年期障害・プレ更年期障害・PMS
もっとひどい状態になると…
自律神経失調症、鬱症状や躁鬱、パニック障害
これらは【自律神経のバランス】が乱れてしまうことによって起こってしまいます。
前回の記事でも述べたように、
これらのトラブルを改善・予防するための一つの方法として、ヒトが本来持っている【概日(がいじつ)リズム】を規則正しく守ることが大切になります。
自律神経のトラブルの原因である概日リズムについて詳しく知りたい方はコチラ
しかし、
現代人は、こういった概日リズムを守りたくても守れない…状況にいる方がとても増えていますね…
- 早く寝たくても、仕事が遅くまであり、早く寝ることができない…
- 家族の生活リズムに合わせていると、どうしても寝るのが遅くなる…
- 夜勤の仕事があって、そもそも生活のリズムがバラバラ…
このような状況のかたは、本当に多いです。
そのため、現代人は
『普通に生きているだけで、自律神経のバランスは乱れてしまう!』
といっても過言ではないですね…
しんどい…ツライ…のは当たり前?
- 常日頃、からだがしんどい、ダルイ…
- 上記のような不定愁訴(症状が定まらないツライ症状)がある…
- 西洋医学の検査では異常はでないが、悩んでいる症状がある…
これらの”しんどい”・”ツラい状態”は仕方がない…と諦めないといけないのか?
というと、そうではありません!
- 早く寝たくても、仕事が遅くまであって早く寝ることができない…
- 家族の生活リズムに合わせていると、どうしても寝るのが遅くなる…
- 夜勤の仕事があって、そもそも生活のリズムがバラバラ…
【概日リズム】をなかなか守れない、こういった状況の中でも、様々なツライ症状から卒業できる手立てはあります!
どうしても寝るのが遅くなってしまう方は…
寝るのが遅くなってしまうかたは、【睡眠の質】を高めることがとても大切になります。
【睡眠の質を下げてしまう一番の要因】
それは、
内臓を疲れさせてしまう事!
です。
からだが眠っている間は、本来なら内臓も休息をとります。
しかし、
お仕事や家事が遅くまであると、どうしても夕食の時間が遅くなってしまいますね…
また、
昼食から時間が空いているので、どうしても「寝る前に食べ過ぎる!」「しっかりとした味のものが欲しくなる!」ことも多くありますね。
そうすると、
「いざ寝よう!」と布団に入って眠りについても、
お腹には、食べたものが残っているため、内臓(特に胃腸)は、意識が無い状態でも、働き続けなければいけません…
からだは休んでいるつもりでも、内臓は、夜な夜な働き続けているわけです!
いわば、
内臓に【夜勤】をさせている状態ですね…
そして、
内臓が働いているため、その内臓の司令部(命令を出す部分)である脳も、全く休まりません…
そのため、
からだは寝ているが、脳と内臓は働いている状態なので、睡眠の質は著しく低下してしまい、からだの疲労は抜けなくなってしまいます。
■休みの日に、お昼までゆっくり寝ても、からだがすっきりしない…
などはこれらが原因になります。
■朝、起きた時点で、からだがダルイ…
■最近、あまりお腹が空かなかったり、食欲が落ちている…
■すっきりと疲れがとれない…
これらは、しっかりとした睡眠がとれていないことが要因となります。
そして、
睡眠の質が低下してしまうと、からだの神経の大本である「脳」が疲れてしまうので、自律神経のバランスがとても乱れてしまいますね。
その結果…
頭痛・肩凝り・不眠症
めまい・耳鳴り
手足の冷え・のぼせ・顔汗
女性ホルモンに関わる更年期障害・プレ更年期障害・PMS
もっとひどい状態になると…
自律神経失調症、鬱症状や躁鬱、パニック障害
などの症状を引き起こします。
どうしたら内臓は疲れにくくなる?
理想は睡眠をとる3時間前には食事をとらないことです。
胃腸を空にして寝てあげると、内臓も脳も休まるので、しっかりとした睡眠をとることができます
あまりしんどいときは、無理して食べずに、夜のご飯を減らしたり、抜いたりすることも大切になります。
夜を減らしたり、食べなかったりした分、代わりに朝ごはんをしっかりと食べるようにしよう!と頭を切り替えることも、とても重要ですね。
そんなの無理!!
わかってはいるけど…
仕事や家事を頑張ったのに、夜のご飯を抜くなんて無理!
というかたもとても多いですよね?!
こういったかたへのおススメ三箇条
- よく噛んで食べる!
- 消化に良いものを選ぶ!
- 「減らした方が良いんやろうな~」という意識を少しだけ持つ。
・よく噛んで食べる
負担がかかる夜、遅くに食事をする場合、内臓の負担を少しでも減らすために、食べたものを細かく砕いて、内臓に入れてあげることが大切です。
また、
しっかり噛むことで、脳が「食べたもの」の味を認知して、「お腹がいっぱいだ!」と感じてくれやすくもなります。
その結果、食べ過ぎることも予防できます。
夜、遅くなったときこそ、ゆっくりとよく噛んで食べるようにしてください。
・消化に良いものを選ぶ
肉類・油もの(バタ―なども含む)などは、内臓が消化するのに、とても労力が必要になります。
そのため、
寝る前に食べてしまうと、必要以上に内臓が動かないといけないので、とても疲れさせてしまうことになります。
寝る前は、
「和食」中心で、あっさりした味のものを選んで食べてもらうと、内臓への負担は減らすことが出来ます。
特にお味噌汁などがおススメですね。
・「減らした方が良いんやろうな~」という意識を少しだけ持つ
夜ごはんを抜いたほうが、からだは楽!
と、頭ではわかっていても、
仕事や家事を頑張った後に、夜ご飯を抜くなんて無理!
と言ったお声は、現在、来院されている患者さんからも、とてもよく聞きます。
そういった場合は、
いきなり抜いたり、減らし過ぎたりせず、「減らした方が良いんやろうな~」と少し意識をするだけでも充分です。
- 元気になりたい!健康になりたい!という想い
- これを食べてはいけない・我慢しないといけないが難しい!という想い
この二つのジレンマは、ヒトの永遠の課題ですね。
そのジレンマで悩み過ぎると、とても精神的なストレスになってしまいます…
まずは無理せず、「意識」することから始めてみて下さい。
鍼灸治療ではこうやる!
芦屋 鍼灸・はりきゅう はまだ三禄堂の日本古来の優しい【和の鍼灸術】は、お腹に優しい刺激で治療をおこない、内臓の働きを高めていきます。
内臓の働きを高めて、からだをデトックス(体内の毒素の排出)する力を高めていきます。
(当院の和の鍼灸術・お腹をコンコンと優しく叩いて、内臓の働きを高めていきます)
睡眠の質を高めて、自律神経のトラブルを防ぐために大事なことは、
からだの毒素と内臓の疲れをため込みすぎない事!
毒素が溜まり過ぎたり、内臓の疲れが溜まり過ぎて、溢れだすと、睡眠の質も下がりやすくなり、疲れがとれなくなるので、様々な症状が出てきてしまいます。
常日頃から、からだの中をキレイにして、“内臓のお疲れ”をため込みすぎないように、日本古来の優しい【和の鍼灸術】で、内臓というからだの根本の部分から、治療を進めていきます!
【まとめ】
- 早く寝たくても、仕事が遅くまであって早く寝ることができない…
- 家族の生活リズムに合わせていると、どうしても寝るのが遅くなる…
- 夜勤の仕事があって、そもそも生活のリズムがバラバラ…
こういった概日リズムも守ることが難しい方は、【睡眠の質】を高めることが、とても重要になります。
そして、
睡眠の質を高めるためには、からだの毒素を溜めこみすぎず、内臓を元気に保つこと!が一番の大切になります。
内臓を元気に働かせて、自律神経のバランスを調えることが、
- 頭痛・肩凝り・不眠症
- めまい・耳鳴り
- 手足の冷え・のぼせ・顔汗
- 女性ホルモンに関わる更年期障害・プレ更年期障害・PMS
- 自律神経失調症、鬱症状や躁鬱、パニック障害など
などの原因が特定しづらい不定愁訴(症状が定まらないツライ症状)の改善に繋がります。
当院の日本古来の優しい【和の鍼灸術】で、内臓の働きを高めて、正しくデトックスできる身体作りをおこない、自律神経のバランスを調えて、さまざまなツライ症状を解決してみませんか?
一度、気軽にご相談ください(^^)/
多くのかたが、原因が特定しづらい不定愁訴を改善し、精神的なストレスを和らげ、快適な生活を送れるように、今後とも正しい知識と治療技術を提供していきます。
芦屋市内はもちろん、
明石・神戸・西宮・大阪市内からも交通手段が便利!
芦屋市のはりきゅう院 はまだ三禄堂でした(^^)/